梅雨のすごし方⑥~脾胃を大切に #0022
7月7日の七夕は、二十四節気では「小暑」です。
梅雨明けが近づき、暑さがどんどん強くなっていくという意味があります。
この頃から暑さが本格的になってきますが、梅雨末期の集中豪雨が多く発生する時季でもあり、私の住んでいるところも含め、本当に心配です。
ありがちループやってませんか?
ここ1~2週間で急に本格的に暑くなりましたね。
蒸し暑いし、なんかさっぱりしたいな。
↓
アイスやゼリー食べちゃお。
↓
結局、やる気でないな。
↓
ご飯は揚げ物買っちゃった。
麺類いっとこう。
↓
風呂上がりは、ビールでしょ。
↓
なんか重だるいな。顔も足もむくんでる。。。
しんどいな。さっぱりしたいな。
↓
(上に戻る)⤴
はい!私もめちゃよくやります。この負のループ。
特に、梅雨末期のどこへ行ってもジメジメべたべたでテンション上がらないと、足を踏み入れがちです!
ですが、なんと言ってもこれにつきます。
脾胃(胃腸)を大事にしよう。
この時期は、雨などによる外からの湿気と、冷たい飲食などにより体内から発生する湿気が合わさり、体の湿がさらに多くなります。
そして、ネバネバした痰湿が多いと、脾胃の働きはさらに低下して、水分代謝が悪くなり、体内で湿がさらに増えていきます。
この時期はとくに脾胃のケアが大切になります。
・湿をとる食材をとろう
トウモロコシ、豆類(小豆、枝豆、緑豆、もやし、大豆など)、ハトムギ、キュウリ、セロリ、玉ねぎ、わかめ、冬瓜、緑豆春雨など。
・薬味を使って、発汗をうながし、湿を飛ばそう
生姜、紫蘇、玉ねぎ、らっきょう、ニンニク、唐辛子、山椒、パクチー、バジル、パセリなど
・脾を元気にする食材をとろう
こめ、じゃがいも、カボチャ、きのこ類、豆類、ニンジン、山芋など
やさしくいたわりながら、脾胃に負担をかけないことが大切です。
しかたない!人間だもの。
食養生というと「これはだめ」「こうあるべき」みたいな事が多いですが、それができてりゃ痰湿女になってないよ!といつも思います。
少しずつ、一つやめたり、一つ足したりしてみませんか?
・アイスを食べて落ち着いたら、熱い緑茶を飲む
・湯ぶねにつかって汗をかく
(じっくり風呂に入るために、防水のスピーカーを買って、音声メディアを聞いたりしています)
・自分が後悔するような時間の飲み食いは控える。
・自分の胃腸をいたわって優しくしてあげる。
自分をいたわると身体がきっと喜びます。
元気に夏が迎えられますように!!
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