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せつなさの捉え方(ノンフィクション)

せつないメロディが好き。

そう伝えたら、君はいろんな曲を聴かせてくれた。
これなんかは、イントロからせつない雰囲気出てるよ、と。
君が用意してくれた曲たちはどれも素敵だったけれど、私が伝えたかったせつなさとは、少し違っていた。
確かに、せつないと言えばせつない。

私にとってのせつなさは、どこか、苦しさに似ている。君が聴かせてくれたせつなさは、儚さに近い印象だった。
「せつない」という感情は、人によって違うのか。
君と出会って、またひとつ、新しいことを知った。

君の見ている世界は、明るい。
私の見ている世界は、たぶん苦しい。

だけど、だからこそ、君と一緒にいると。

少しずつ、少しずつ、、、

優しくて穏やかな気持ちになるんだ。
できるだけ、長く、君の傍に。
そんな風に思えるようになった今が、

私にとって、最大に──。

「せつない」

読んでくださるだけで嬉しいので何も求めておりません( ˘ᵕ˘ )