先にどうしても言い訳をさせて欲しいんですけど、わたし玉ねぎを憎んでいるわけでもなんでもないです。いや、好きか嫌いかで言ったら嫌いなんですけど。「玉ねぎ嫌い！大嫌い！顔も見たくない！」というわけではなく、どちらかというと「悔しい、どうしてわたしは玉ねぎを食べられないの…悔しい、嫌い、でも好き、食べないけど、嫌いになりたくない、でも嫌い…」そんな感じ。まあ玉ねぎはわたしのことなんとも思ってないのでこれは一方的な片思いなんですけどね。根深い問題です。

まあそんなことはいいんです。

本日、コンビニへ。さて、ここからが本題。スパゲッティ食べたいなと思いコンビニのお店の奥にあるお弁当エリアへ。

まず「玉ねぎが入っているもの」と「そうでないもの」を一瞬にして選別します。恒例の作業です。あくまでも「食べたいもの」と「そうでないもの」ではありません。

そこからスタートすると、「食べたいもの」と「そうでないもの」のあとに更に「玉ねぎが入っているもの」と「そうでないもの」に更に噛み砕く手間が増えるから。

逆も然りじゃないの？と思われるかもしれませんが、みなさんが思っている以上に「玉ねぎが入っていないコンビニパスタ」ってないんです。とりあえず玉ねぎいれとこみたいなフード担当どうにかなってほしいし玉ねぎが入ることによって美味しくなる世の中の料理たちもどうにかなってほしい。玉ねぎはすごい。悔しい。

まあどこのコンビニに関しても玉ねぎが入っていないのは、明太子パスタとジェノベーゼくらいです。続いて微妙なラインでカルボナーラとミートソース。

次にやることは商品表示チェック。

書きながらふと思ったけどとにかくめんどくさいなわたし。知ってたけど文に起こすとくそめんどくさい奴だな。続けます。

中身が偏らないように垂直に持ち上げて真裏の表示をチェック。玉ねぎの文字が見えた段階で心を無にしてそっと棚に戻します。さよならカルボナーラ。カルボナーラに関してははっきり玉ねぎと記載されていることが多いです。

問題はミートソースパスタ。

表示シール「ミートソース」

ミートソース？！の中身は？！？！？ミートソースには何が入ってるの…？？？

表示シールに問いかけても答えは出ません。ラップ越しのパスタの上に乗っているミートソースを見つめます。わかるときはすぐにわかります、あ、これ玉ねぎや。って。しかしやはりソースというくらいなので最早よく見たところでその答えが出ないことも多々あります。

これは玉ねぎが入っているのか？入っていないのか？答えが出ずモヤモヤしながらも、万が一玉ねぎが入っていたことを考えると怖くて買えないのです。それくらい苦手なんですね。

コンビニの一角で表示シールを見つめている女性はたくさんいるでしょう、カロリーですきっと。その中で血眼になって表示シールを熟読している女がいたらそれはきっとわたしです。

今日もわたしは明太子パスタを食べます。次はジェノベーゼかな。あー、ミートソーススパゲッティ食べたいなあ。明日はミートソーススパゲッティ作ろう。