三軒茶屋でまちづくり

不動産的観点と建築設計の両面で、築40年のアパートの一角から、この場所をどうしていくか…

三軒茶屋でまちづくり

不動産的観点と建築設計の両面で、築40年のアパートの一角から、この場所をどうしていくか、走りながら考え中。少しづつ発信しながら仲間を増やしていきたいです。

最近の記事

アップデートアンダーグラウンド

入居者も決まり、入居前や済みながらDIYでそれぞれがお部屋カスタマイズし始めました。 入居者との懇親イベントの中で、スタッフが珪藻土のDIYの経験があり話をしたところ、みんな興味があったようで、入居者含めて、地下スペースの壁に珪藻土を塗るDIYイベントを行いました。珪藻土の吸湿効果とプロジェクター投影面を仕上げのため、壁一面にコテで塗っていきます。 一人を除き初めての作業で、少しずつコツをつかみながらの作業。しっかり床も養生して、コンクリート面にコテでぬりぬり。左官道具はレン

    • WHAT IN MY ROOM?

      三軒茶屋のアパート活用を考えてしばらく経ちましたが、ようやく表に出せるタイミングが来ました。 詳細を伏せていたものの、このアパートは久米設計という設計事務所の旧社員寮。 建築設計に携わる身として、この建物の建替え・活用を検討していました。 デザイナー兼オーナーの立場で、住まい手の自由度を高める、夢のあるプランを検討していたものの、諸般の事情で現時点での建替えは断念。ただ、実験的に入居者相談OKのDIY賃貸住宅を始めることにしました。 久米設計がふだん設計する建築は、戸建住宅

      • 誰がためのカーテン

        サテライトオフィスにカーテン付けました。 最初はカーテン無しで過ごしていましたが、近隣さんから見たときに、あまり夜遅くまで煌々としていると気になってしまうよな、ということで。 三茶の駅近くの「ヤマダ手芸店」で白い布を買って、切りっぱなしの布にハトメを付けて、英単語帳とかにつかうリングで留める、というDIYカーテンです。 ただ、DIYの自慢をしたいわけではなくて。 こういうときに、「ちょうど良い」のって、なかなかないんですよね。 量販店で一番安い既成カーテンを付けても

        • 映画のワンシーン

          サテライトオフィスを始めて約3週間。今日はこの建物の紹介をしていきます。 サテライトオフィスとして利用し始めた部屋。なんてことは無いアパートの一室ですが、土足運用でおうちの空気感とも微妙に違った気持ちで働いています。 ただ、今は周り全部空室なので、一人で作業して家鳴りすると結構ドキドキします。 そしてオフィスの地下には元倉庫のガランドウ。まるで映画のワンシーンのようなワクワク感。取調室のような、逃亡犯の隠れ家のような。シリアスな映画で見られる、あの影の濃い、独特な雰囲

        アップデートアンダーグラウンド

          三軒茶屋ではたらく

          築40年の空き家を利用して、サテライトオフィスの実証実験を始めました。 この建物自体は元々社宅として利用されていましたが、ここ2年ほど空き家となっており、建替も含めた今後の利活用を検討することになっています。 ただ、何を考えるにしても、工事までは時間があります。 それならば、リモートワーク全盛の流れにも乗って、実際に「この場所で、この場所の未来を考えてみようではないか」ということで、この三軒茶屋の場所で働きながら、考えてみることにしました。 とりあえず、働けるだけの場

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