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チームみんなで組織のメンタルモデルを考えてみた

こんにちは!
金融系企業でマーケティング部門でマネージャーをしてます。小学5年・2年・3歳の三姉妹がおり日々母業も奮闘中です。


現在自分含めて18人チーム。17人のメンバーをマネジメントしてます。
マネージャーが1人で見られる人数はピザ一枚を分けられる数でよくマネジメントの本では10人程度までとも言われています。私のチームは現状定員オーバーで細やかな目を行き届けられていないなぁと悩みながらもマネジメントしてます。

チームの問題を引き起こすメンタルモデルを深掘る難題!

先日会社のマネージャー向け研修で宿題が出ました。お題は「理想のチームに対して今のチームの問題、そしてその問題はどんなメンタルモデルを起点としているのかをメンバーと話してきてください」

「ムズッ!!!」
これはなかなかの難題です…。
メンタルモデルとは氷山モデルの海面の下にあるような無意識で気付いていない価値観であったり「きっと〇〇だろう」という思い込みです。このメンタルモデルを起点に行動するので、問題もどんなメンタルモデルが背景にあるのかを考えるというもの。

ちょっとどんな話し合いなるのかマネージャーとしてチームの問題をメンバーに聞くのはネガティブな声があがりそうで「こわいな」とドキドキしながらも、研修後すぐに予定をセットして対話会をしました。

まずは理想のチーム像の共有から

やり方は前半私の方から理想のチーム「メンバーそれぞれの強みを発揮して成果を最大化するチーム」「お互いをリスペクトし助け合い、ストレッチ業務にそれぞれが挑戦する」について説明をした後、3人チームに分かれてディスカッションしました。

3人ずつチームに分かれてチームの問題を付箋に書き出す

対話内容が見えるように、パワーポイントにふせんを貼ってみんなで編集できるようにしました。チーム対話がスムーズに行くような仕掛けとして、「昨日何食べた?」をチェックインがわりに会話してもらい、1番高カロリーなものを食べた人に進行してもらい、チーム理想を実現するにあたっての問題は何かを付箋に書き出してもらいました。
「依頼を受ける仕事が多いので受け身にならがち」であるとか、
「他の部門が何をやっているか分からず、自分たちのチームからの視野になりがち」
などの問題があがりました。

あがった問題のメンタルモデルは何か?を考える

あがった問題の背景は何?も書き出して話し合ってもらいました。
「他部門は忙しいだろうから、余計な提案をしない方がよいと思ってしまいがち」
「たくさんのメンバーがいるから他の誰かがやってくれると思いがち」
「目標を言ってできないのが恥ずかしい気持ち」
「自分だけ分からないのではと思っている」
など素直な気持ちがたくさんでてきて、
もっと
「主体的に提案したり行動してみたい」だとか、
「分からない、助けてって言い合えるチームがいいよね」
とポジティブな意見が出てきて1時間ですがチームにとって密度の濃い時間が過ごせました。

まとめ

対話の機会をつくること、みんなが話せる時間をつくること、お題を設定して問いをなげかけること、そうすると難しいようなことも、アイディアが出てきたり相互理解、チームとしての意識醸成につながると感じました。みなさんのチームでもぜひやってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。あなたの1日が素晴らしい1日になりますように。

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