親として「進学を諦めるように」促す意味とは?
Twitterでこんな投稿がありました。
この父親の意図とはなんでしょうか?
子供にお金を掛けたくない?
お金を出せない理由がある?
単純にお金がない?
私が一番は嫌なのは、
「女の子だから(嫁にやるから)お金を掛けるのは無駄」
という理由です。
私も良く母親に言われました。
「女の子はどうせ嫁に行くんだからお金をかけても無駄」
とか
「女の子は良い人と結婚すれば、人生安泰なんだから」
とか
「男性と競い合って高学歴なのは、男性にとっては鼻に付くだけ」
とか。
昔はこんな調子が普通でしたが、
女だから「学歴いらない」とか「生意気」とか現時点で考えているなら「あんた親辞めな!」レベルの案件ですよ😤
時代が違いすぎます。
実は私の母は、誰もが大学に行くような進学校出身でしたが、家が貧乏なために大学進学を諦めたという過去がありました。
だからなのか、世間では自営業で成功していたのに関わらず、私に対してのお金の使い方は、弟たちに比べると厳しかったです。
浪人はダメ、国立は男と競い合うからダメ、女子大に行け、とれる資格は全部取れ。
そんな感じで。
特にやりたい勉強もなかった私は、地元の女子大で4年間過ごしました。教員免許や学芸員免許、華道師範などの取れる資格はほとんど取り、後は趣味に打ち込める時間を持てたので、ありがたかったですが😅
しかし卒業時は、大卒でも就職氷河期+阪神大震災で就職がかなり厳しかったので、これを奨学金借りて進学してたら…と思うと、かなり怖いなぁと思いました。
コロナで先が不透明で、もし私立に進学しても学費や交通費が払っていけるのか?家族を養っていけるのか?と考えた時に、真っ先にカットされるのが保険や教育費などですから、確かにTwitterの父親の気持ちもわからないわけではないです。
お金を理由に、子供の進学を制限するほど切ないことはない。
しかし、考えてみてください。
お金だけが理由なら、その部分をクリアすれば良いだけのこと。
まず普通の家庭なら「貸与型奨学金」に頼るでしょうが、貸与型奨学金は借金です。
返せる当てがあるなら、借りた方がいいですが、もし返せないなら、それは危険なのでやめた方がいい。もう一度、ほんとうに行く必要があるのか話し合ってください。
奨学金を借りてでも、「勉強したい」、「将来のビジョンがちゃんと描けている」なら、奨学金や教育ローンに頼るより先に、行きたい学校や大学や学部を研究すべきです。
国立大学なら、世帯年収が低い片親世帯なら授業料免除などがあるはずです。
ただ国立大は、ある程度収入があると奨学金や免除などは使えない事が殆どです。
私立大学は、独自の給付型奨学金や特待制度が充実していますので、そこを研究してみるとかなりお得に通う事も出来ます。
私の投稿です↓
いずれ必要になる進学費用。
私が失敗したなぁと思ったのは、国立大や私立大の文系4年レベルの学費しか想定していなかった事。
大抵、200万円くらいの学資保険をかけると思います。私は、それ以外に毎月積み立てをして合計300万円ほどありましたが、全く足りませんでした(笑)
特に、医学部や歯学部、薬学部は6年です。私立だと授業料は、医学部3000万円、薬学部1200万円くらい普通にかかります。
そりゃ、みんな諦めるわ!😭
医者か薬局の御子息様が多いのもうなずけますわ😂
でも、そこをあえて斬り込んでいけるのが、学力という力です。
学力と情報があれば、お金に縛られなくても、 上手く生き残れると思っています。
良かったら、お心つけをよろしくお願い致します。 いただいたサポート金は、今後の交通費や活動資金にさせていただきます。