働くおじさん問題

トヨタの新社長は53歳
日本企業の社長の中では若い
さすがトヨタという評価も聞かれる

世界レベルで全くそうではない
歴史ある世界的企業の社長が40代ということは自然

政治の世界では30代の首相が国を率いる国が複数ある
日本では元首相ら高齢政治家が時代錯誤な失言問題を起こしている

政治で起きていることは企業でも起きている
エネルギー企業経営者の時代錯誤のセクハラ辞任も記憶に新しい

「働かないおじさん」が叩かれているが
「働かないおじさん」の害は実は大きくない
なぜなら大きな影響力を持たない

企業と日本の社会に最も悪影響を与えているのは
管理職、経営陣、そして誰より社長ではないだろうか

これまでの日本の企業社会で
仕事ができると言われてきた50代以上の管理職
とりわけ多数派・主流派であり続けた男性管理職は

自分自身が、「働かないおじさん」よりも
ずっとはるかに深刻な働くおじさんではないか
一刻も早く、自らに問わなければならない

歴史を変えるのは若きアウトサイダー
信長も、竜馬も
戦国の下克上も、明治維新も




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