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うまく笑えないのはお腹を固めているから

実は表情筋とお腹が繋がっているって、知ってましたか?


会社員時代で(時短)長男7歳次男5歳。必死でした。
女性としても社会人としてもいっちょ前にやっていきたい。そしていつもきれいな母でいたいなぁと思っていました。
だけど、
気がつけば上手に笑うことも出来なくなっていました。

今は理由がはっきりわかります。


どうして上手に笑うことも出来なくなったの??

その頃の私は、産後付いてしまったお腹回りのお肉をどうにかしたくて起きてる間中お腹を引っ込めていました。そして軽い宅トレもしていたし膣トレもしていました。
「固めて固めて薄っぺらくする」ことしか意識していませんでした。
それって実は、「カラダを常に緊張状態にさせている」のです。
わんこで言うとおすわりして「待て」の状態。
そんなこと起きてる間中なんてむりですよね。だけど人間は、というか私はしていたんです。

だってそれが【美】への近道だと信じて疑わなかったんだから!


どうしてお腹を引っ込めると表情が固まるのか

実は、お腹の力を常に入れている状態だと肋骨がうまく動かなくなってしまうんですね!

呼吸筋

このイラストの下の方にある腹横筋(ふくおうきん)、腹直筋(ふくちょくきん)がお腹の筋肉です。ここを固める意識で過ごしているとうまく息が吐けなくなってしまうんですね。
そして内腹斜筋、外腹斜筋も緊張してしまいさらに息が吐けなくなってしまう。

そうしてうまく呼吸の出来なくなってしまった私はストレスフルになってしまいメンタルが少し不安定に。だからうまく笑えなくなったのです。

左の写真、肌がくすんでいて肌の酸素量が少ないそうに見えますよね。
美容部員の友達のおすすめしてくれる高い化粧品使ってたんですよコレでも。


第二の骨格筋膜ライン


笑えなくなった理由はそれだけじゃないんです。

カラダは、【第二の骨格】と呼ばれる筋膜で繋がっています。
電車の路線図のように、あちらこちらに縦横無尽にその筋膜ラインは繋がっているんです。

体のいちばん深層部のディープフロントライン

そう、もれなくお腹と顔と繋がっています。
お腹が固まって動きが悪くなると、繋がっている顔の筋膜の表情筋も固まって動きが悪くなってしまいます。そしてうまく笑えなくなってしまう。

年齢を重ねると顔が大きく四角くなっていくのは、固くなった背骨を守ろうと頑張っている筋膜ラインに引っ張られて大きく四角くなっていくんですね。
逆説的に捉えると、表情筋をトレーニングすると首の筋膜が固まって肩が上がってしまい、呼吸がうまく出来なくなっていくんですね。

ラグビーや格闘技みたいにぶつかっていくようなスポーツをする場合は筋肉で固めている必要があるかとは思いますが、女性が美しい柔らかな線の体を目指すのであれば固める意識をしているとあまり良くない。
というより、意識をする前段階の骨格構造が歪んでしまっているから思った結果が出にくい。ということが言えます。

少し話が反れましたが、以上がお腹を固めると表情筋まで固まる、という理由でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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