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新春 2023年へ

今年の年越しは訳あって、スロバキアのニトラと言う町で迎えました。
以前同じアパートに住んでいたカタリーナさんのお宅へご招待いただきました。昔熊本に住んでいたことがあり日本語もお上手です。宅配を預かったことがあり、カタリーナさんが受け取りに来た時に当時3歳だった息子が玄関に出て以来のお付き合いです。
 
ギリシャ系ドイツ人の旦那様の仕事の都合で、ミュンヘンからオランダのローモンド、ドイツに戻ってフルダ、ドュッセルドルフ、そしてオーストリアのウィーンを経て彼女のご両親のいらっしゃるニトラに落ち着きました。
とはいっても、旦那様は平日はリンツ、ザルツブルグ、ウィーンを行き来しており、疲れ切って週末に帰ってくるだけ。
 

旧市街からは少し離れていますが、正面にニトラ城が見えて、ショッピングモールやバス停からも近い立地の良いアパートから見える景色には、社会主義時代の建物が多く残っています。高層アパート群、巨大なメッセ会場と併設のホテル、どれもコンクリート作り一辺倒の殺風景なものなのですが、どこか惹かれるものがありますね。 スケールの大きさと、装飾を極力抑えてエッジが効いているというか。
 
旧市街の歩行者天国はちょっと活気がない感じでした。閉じられてしばらく経った様子の店舗、壁の漆喰がはがれてしまっている1900年頃のものと思しき住宅など。
一方、歩行者天国を抜けるとショッピングセンターが連立しており、中にあるお店はドイツにあるものとほぼ同じ。若い世代には低価格のインターナショナルブランドが魅力なのはどこも同じでしょうか。
 
1月2日から仕事始めの旦那様を考慮して、私も数日をゆっくりと過ごさせていただきました。カタリーナさんのご両親にも、妹さんご家族にも旧知のごとくとても温かく迎えていただきました。

11歳の姪っ子さんはもう英語がお上手。馬が大好きで将来は獣医さん兼ユーチューバーになりたいそう。ウチの10歳の息子もユーチューバーになりたいんだってー、と写真を見せながら話していると、今頃どうしているんだろう…、と思ってしまいましたね。
 
では、今回出会って惹かれた建物。
元旦のミサ参列も兼ねて旧市街を散策した時のものです。
 


みなさまにとって、充実した一年でありますように。