「働きやすい企業」がわかる3つの方法とは?

転職者は、転職する時に、「いい会社かどうか?」なんてことは、ほぼわかりません。

対策をとるならば、

1.友人に聞く
2.ネットの口コミを見る
3.企業決算を見る
といったところでしょう。


「それだけでは十分ではないかもしれない」そんな方におススメの記事です。

■企業活動は、ヒト・モノ・カネ。

企業活動において、大切なことは、会社が利益を上げることです。利益を上げていなければ、その会社は、企業の形を成しておらず、会社は消滅します。

倫理(モラル)低下、解雇または給料減額、会社倒産といったことが起きますので、大前提は、「ポイント1:会社がそれなりに利益をあげているかどうか」それが大前提です。

■モノに清潔感はあるか?

とある会社2社に訪問したとします。こんな印象を受けました。

A社:社内の内装はそこまで古くないが、備品がボロボロ、乱雑に置かれ、清掃が行き届いていない。
B社:社内の内装は古いが、備品が清潔に清掃され、整頓されている。また清掃が行き届いているのがよくわかる。

これは、実は企業でよく見かける光景です。

A社は、間違いなく「ブラック企業」です。働いている人をみれば、わかりますが、恐らく服装もボロボロ、残業も多いでしょう。

B社は、ほぼ確実に「優良企業」です。経営者もしっかりしていますが、社内のゆとりがあり、普段から清掃をしており、細かなところまで目が行き届いているはずです。

ここで注目するべきポイントは、「ポイント2:従業員と経営者が良好な社内環境を保つことに勤めているかどうか」がわかります。

良好な社内環境は、オフィスの清掃が行き届いてキレイであれば、不思議と従業員の服装も綺麗になります。清掃が行き届くためには、従業員のモラルと経営者の意識の高さが必要です。

従業員のモラルが高ければ、必然的に、不要な人間関係の摩擦は起こしません。大切なことは、「オフィスが新しいかどうかより、清潔感が保たれているかどうか」ということです。清潔であれば、従業員は心身ともに清潔になります。

■ヒトはうまく活用できているか?

日本の古い企業は、原則「男尊女卑」です。逆に、外資系は、女性の登用は多く、中間管理職の半数が女性という企業も普通にあります。

労働環境において、大切なことは、「多様性」です。

この多様性とは、女性と男性は原則、肉体的にも考え方も違います。同様に、世代が違えば、考え方も感じ方も違います。つまり、会社として、違う文化の人を拒否するのか受け入れているかで大きく違うということです。

ここでの重要なポイントは、「ポイント3:経営者陣U(マネジメント)に女性を登用しているかどうか?」が重要です。

ほぼ昔ながらの企業は、上場企業ですら、経営幹部は全員男性というケースは非常に多いと思います。この場合、考えは画一的で、新しいことが非常に苦手です。

わかりやすい事例でいえば、すぐにこんな言葉が出るでしょう。「空気を読め」とか「感じろ」とか、同じ発想、同じ行動をする人が好まれます。この場合、ITだったり、異文化と交流するといったことは絶望的です。

逆に、女性登用が多い職場は、お互いの考え方の違いを認識しながらも、理解をし合おうという気持ちが非常に強い場合が多いです。

前者と後者でいえば、前者は自分たちの考え方に固執しすぎるばかりに、大切なビジネスチャンスを逃していることが言えます。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?会社は清潔であり、女性登用があり、利益をそれなりに出している会社であれば、今後の企業の成長性を含めて期待できることがあると思います。

逆にいずれかが欠けているのであれば、就職・転職すれば、「間違ってしまった」ということを思う日が必ず来るでしょう。

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