わたしはネットを通して
仲良くなれた方がたくさんいるので
そこの線は全くない

というか
そんなのもったいないと思っているし

繋がることのできない人と
話ができて

話しづらいことも話せる

貴重な存在になった人もいる

だからそれを聞いて
はじめは意味が良くわからなかった

けれど彼は
リアルという現実の世界で
人間関係をよりよく
育んできたのだろう

友だちもたくさんいるみたいだし

だから
ネットは二の次、
と言われた

もうそれは
しょうがないんだろう

そこが価値観だから

線を引きなよ、とも言われた

私はめちゃくちゃ線を引いてるし

合う人
合わない人は

リアルだろうがネットだろうが
おんなじだ

見極めて
自分が安心できる人だけ
付き合う
それでいいと思っている

線をひけないと指摘され

でも
線が引けてないのは
彼の方だった

関わり方
距離感が
近すぎたから

そこで線を引けと
言われても

ずるいよ、としか
言いようがない

すべて自分の都合で言っているのだから

結局は

求めていることが
違った

ここなんだ

ただそこの違い

ネットの人は会わないという
彼のルールだから

尊重し受け入れる
それしかない

だから

会いたいと思う
その気持ちを

いつも押し殺していた

そうするしかなかった

苦しい恋だ

言える訳ないよ
そんなこと言われたら

なのに
最終的に
あちらから連絡が来て

会えた

めちゃくちゃびっくりしたし

もう、しあわせで
たまらなかった

だから私は

もう
ネットの人、ではなくなったんだと
思っていた

ずっと思い込んでいたんだよ

けど
違ってたみたい

わたし勘違いしてたよ

言葉と行動が真逆になって
混乱したけど

最後もそこを指摘されてたから

さいごまでわたしは

ネットの人なんだね

かなしい

本当に悲しかった