チーン。
と、終了の合図。
いやあ、やってしまった。
大したダメージではないが、密かにダメージを受けることを。

週1回のペットボトル・瓶・缶の回収を逃した。

チーン。

もう一度終了の合図を鳴らしておこう。
いやぁね、そこまで取り返しのつかないことではないのだけれど、だって7日経てばもう一度チャンスは巡ってくる。
なんなら、7日毎に常にチャンスは巡ってくるのだ。
けど、なんだろう？ゴミ捨てって逃すと凄いダメージを受ける。

燃えるゴミの日、つまり生ゴミ系と比べたらペットボトルはまだマシなのかもしれないけれど、この季節ペットボトル1週間でめっちゃ溜まるんだよな・・・。
うちはアイスコーヒーの消費量が半端ないので、1ℓにみせかけた(別にそんなつもりはないのだろうが）900mlのペットボトルがわんさか。

それにプラスして、外出の度水分補給にとペットボトルを購入するから、溜まる溜まる。溜まるが、飲まないことには身の危険があるので、そこは惜しまずに飲む。
この夏の暑さ、水分補給は欠かせない。
水筒も持ち歩いているのだが、水筒だけでは1日持たない。

昨日、朝捨てやすいように玄関先に移動させておいたのが良くなかった。キッチンの目の届くところになかったから、朝すっかり意識から外してしまった。
ゴミ収集車が来てから大分経った後、玄関に足を運んで雄叫び。雄叫びからデクレシェンド。そして、終了の合図。チーン。

後悔してももう遅い。
しぶしぶ玄関からもといたペットボトル用のゴミ箱へお帰りなさい。これ、このゴミ箱あと2、3日で蓋が閉まらなくなる予感。いや、確定的な未来。

小学生の頃住んでいた団地には、ゴミ集積所のようなものがついていて、仕分けして捨てる必要はあったものの、いつゴミを捨てても良かった。もちろん、ゴミ収集車がゴミの回収をしに来る日は決まっていたが、集積所自体はいつでも開放されていたのでとても便利だった。

今は、きっかりその曜日に捨てなくてはならない。なので、平日有給で休みだろうとゴミ捨ての為に一回起きる。前日いくら夜更かしをしていたとしても、ゴミ捨ての為に起きる。惰眠を貪るのは、ゴミ捨てが完了してからだ。

そんなに頑張って、日々のゴミ捨てと向き合っていたのに・・・あー悔しい。悔しいがどうすることもできないので、明日の燃えるゴミに気持ちを切り替える。
明日は絶対逃さない！絶対捨てる。
この時期の燃えるゴミの溜め込みは致命的だ。

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