【絶版映画本/未DVD化/その他】

古い絶版映画本から「心に引っ掛かる映画論」等の引用、ビデオ化はされたが「未DVD化」の…

【絶版映画本/未DVD化/その他】

古い絶版映画本から「心に引っ掛かる映画論」等の引用、ビデオ化はされたが「未DVD化」の映画作品の感想、それ以外の「その他」。 ※【私的な好み】をエラそーに5段階表示。「凡作(≒凡人)」=「普通」の映画。⇒ [◎=傑作、名作] [◯=秀作] [△=佳作] [▼=凡作] [×=駄作]

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『海がきこえる』非売品パンフレットより、「製作当時の時代背景」と「アニメ化の狙い」について

レアな「映画パンフレット」にはプレミアがついている ジブリ作品の中での個人的な評価では、高畑勲監督作品をほとんど観ていないのですが、◎『ラピュタ』、◎『ナウシカ』、◎『火垂るの墓』の次くらいが本作の私的評価です。『火垂るの墓』は、もう二度と観たくないけど。 引用部分《》以外では下記のインタビュー等がパンフに収録されています。 --------------------------------------------------------------------------

    • 元・阪神の藤浪晋太郎投手のインタビュー

      日米の野球に対する文化が面白い。藤浪投手は暴投の多い〈荒れ球〉投手。

      • 【ピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975)】監督の〈VHS〉コレクション

        私は過去にビデオで『テオレマ』を観ただけで、興味はありますが観れていません。彼が監督した映画で日本で公開、又はソフト化された作品が対象。日本で未公開の監督作品も何本かあるようだ。『ロゴパグ』と『華やかな魔女たち』『愛と怒り』の3本は複数の監督によるオムニバス映画で『華やか~』は[未ソフト化]、『愛と~』が■未DVD化■で〈劇場未公開〉。評論家の呉智英氏の「オールタイムベスト映画5本」のうち1本が『奇跡の丘』。 ◆『テオレマ』(1968/伊) ◆『アッカトーネ(乞食)』(1

        • 【サスペンス】映画の〈未公開ビデオ・ベスト5〉 『ビデオ DE 大発見!』(1990年)より

          『ビデオ DE 大発見!』(1990年)に収録の「未公開ビデオ・ベスト5」より。 【サスペンス】 ※5本全て劇場未公開。須賀 隆・選。[P.210~P.211]掲載 -------------------------------------------------------------------------------------- ●『目撃者マリー』(1985/米)  ■未DVD化■ ●『ゴーリキー・パーク』(1983/米) ●『殺しのベストセラー』(1987/米)

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          【61~70】 「ATGの日本映画・105本」の〈VHS〉コレクション

          【ATG(Art Theater Guild)】は「日本アート・シアター・ギルド」の通称⁉ -------------------------------------------------------------------------------------- 61◆『不連続殺人事件』(1977)  曽根中生(←監督名)  =DVDのみ= 62◆『聖母観音大菩薩』(1977)  若松孝二  ※数字は公開日の順番 63◆『黒木太郎の愛と冒険』(1977)  森崎 東 64

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          【〈型破りな新任教師〉の映画】3本の独断ランキング

          「型破りな新任教師」が、その「破天荒さ」で生徒とぶつかりつつも、惹きつけるが、最後には……映画・3本の「私の好み」による独断ランキング。 --------------------------------------------------------------------------------------△『いまを生きる』(1989/米)  ※ロビン・ウィリアムズ主演 △『坊(ぼ)っちゃん』(1977/日)  ※中村雅俊主演 △『コンラック先生』(1974/米)  ※ジョ

          【〈型破りな新任教師〉の映画】3本の独断ランキング

          〈VHS〉 【ビリー・ワイルダー監督のイラスト】 =ワーナー・ホーム・ビデオ=

          現時点では「9本」判明。私はこの中では6本観た。三谷幸喜氏が彼を尊敬しているのは私でも知るほど有名。イラストはおそらく和田 誠氏のデザイン。 1『お熱いのがお好き』(1959/米/Some Like It Hot)   ※番号は順不同 2『アパートの鍵貸します』(1960/米/The Apartment) 3『情婦』(1957/米/Witness for the Prosecution)  ※↓は廉価版(3,800円) 4『恋人よ帰れ!わが胸に』(1966/米/The

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          【31~40】 「ATGの日本映画・105本」の〈VHS〉コレクション

          【ATG(Art Theater Guild)】は「日本アート・シアター・ギルド」の通称⁉ -------------------------------------------------------------------------------------- 31◆『天使の恍惚』(1972)  若松孝二(←監督名) ※数字は公開日の順番 32◆『鉄輪(かなわ)』(1972)  新藤兼人  =DVDのみ= 33◆『秘花』(1971)  若松孝二  初公開日:1972/0

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          【人は何故〈恐怖〉を求めるのか?】 =クライヴ・バーカーによる〈スティーヴン・キング論〉=

          『必携スティーヴン・キング讀本 恐怖の旅路』(1996年)に収録のホラー作家/映画監督のクライヴ・バーカー(1952-)の序文『恐怖の旅路で命を落とさないために』を引用。最初の邦訳は『ミステリマガジン』1988年8月号。 ☆ホラー作家/映画監督のクライヴ・バーカー(1952-)について 《1952年、リヴァプールに生まれる。ジョン・レノンの同窓生。リヴァプール大学哲学科卒業。ボッシュやゴヤなどのヨーロッパ幻想絵画及び「サイコ」「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「13日

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          私が観た【MiMiビデオ】11本の極私的ランキング

          【MiMiビデオ】というメーカー?は「知る人ぞ知る」という感じだろうか。私は例によってよく知らないが、ずっと昔に、どんな作品が何本ぐらいあるのか検索して沢山掲載してるサイトにたどりついた。多分↓の前身サイト。 ↓が「全作品のラインナップ」?らしい。私はレンタル落ちで11本観ました。 創業者は歌手/俳優の「仲 雅美(なか・まさみ/1950-)」という男性らしい。 《1983年(昭和58年)、芸名を仲 雅美に戻すが、同時期に舞台での怪我によって休養を余儀なくされたことをきっ

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          精神分析学の創始者【ジークムント・フロイト】のミニ・バイオグラフィー 『世界の偉人は名探偵』より

          推理クイズ本『世界の偉人は名探偵』〈1987年版〉の[P.59-60]からの引用。 フロイト流の精神分析の影響を受けている?映画で観てるのは、ヒッチコック『白い恐怖』(1945)とフリッツ・ラング『扉の陰の秘密』(1947)の二本。 ◆『白い恐怖』(1945/米)  アルフレッド・ヒッチコック監督 VHSビデオのジャケット写真 ◆『扉の陰の秘密』(1947/米)  フリッツ・ラング監督 未見ですが『フロイド 隠された欲望』(1962/米/未ソフト化)という「若きフロ

          精神分析学の創始者【ジークムント・フロイト】のミニ・バイオグラフィー 『世界の偉人は名探偵』より

          【71~80】 「ATGの日本映画・105本」の〈VHS〉コレクション

          【ATG(Art Theater Guild)】は「日本アート・シアター・ギルド」の通称⁉ -------------------------------------------------------------------------------------- 71◆『君はいま光のなかに』(1978) [未ソフト化]  吉田憲二(←監督名) 72◆『OUR SONG and all of you』(1978) =DVDのみ=  龍村 仁   73◆『正午(まひる)なり』

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          堤 夏彦氏による刑務所が舞台の未公開映画『Short Eyes』(1977/米)の短評

          「見えざる70年代 動乱の時代から幻滅の時代へ 日本未公開作品を追って」と題した堤 夏彦氏のレポートの一部。『70年代アメリカン・シネマ103』(1980年)の巻末(309頁~318頁)に収録。20本の短評+題名のみ20本。 ファンメイド予告篇? 海外の評価 白人青年は『ウィラード』『いちご白書』の主役ブルース・デイヴィソン。 イーサン・ホークが主演した「サウシー(ボストン南部)」が舞台の犯罪ドラマ『クロッシング・デイ』(2008/米)で、主人公の半グレ白人青年2人が

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          「コマンダー・レオ」と『ニューヨーク1997』の「スネーク・プリスキン」

          ↑が『ニューヨーク1997』(1981/米)の主人公「スネーク・プリスキン」。 ↓が『コマンダー0(ゼロ)』(1981~82)に後半登場の「コマンダー・レオ」。 コレは絶対『ニューヨーク1997』のポスター?がインスパイア元だと思う。 ロクに映画監督の名前を知らない10代後半の時に一番好きだった映画監督が、『遊星からの物体X』『ニューヨーク1997』のジョン・カーペンター。 『ニューヨーク~』は大昔にテレビとビデオで観たきりであまり憶えていませんが、ジャケ写などから受け

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          〈1967~1983年の9本〉 映画評論家・村山匡一郎氏が選ぶ【フィルム・ノワール傑作選・17本】の後半

          ※※※※※※※※前半の〈1954~1967年の8本〉の続き※※※※※※※※ -------------------------------------------------------------------------------------- ◆『サムライ』(1967/仏+伊)  ジャン=ピエール・メルヴィル ◆『黒衣の花嫁』(1968/仏+伊)  フランソワ・トリュフォー(←監督名) ◆『リスボン特急』(1972/仏+伊)  ジャン=ピエール・メルヴィル ◆『暗黒街

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          【21~30】 「ATGの日本映画・105本」の〈VHS〉コレクション

          【ATG(Art Theater Guild)】は「日本アート・シアター・ギルド」の通称⁉ -------------------------------------------------------------------------------------- 21◆『東京战争戦後秘話』(1970)  大島 渚(←監督名) 22◆『無常』(1970)  実相寺 昭雄 ※左端の数字は105本の公開日の順番 23◆『煉獄エロイカ』(1970)  吉田喜重 24◆『日本の悪霊

          【21~30】 「ATGの日本映画・105本」の〈VHS〉コレクション