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雨の夜と夜中の飛行機

ふと思い立って少し書いてみる。
この前の大雨の日、運転していた車を停めて暫くショッピングモールの駐車場でぼうっと時間を潰していた時がある。
雨粒が窓を叩く音うるさいくらいなのに何故だか妙に心地よくて、あれ、これ何処かで体験しなぁなんて思ってた。

そして分かった。私の中での解釈がぴしゃりと来た。とある作家さんのエッセイを読んでいてピンと来たんだけど、私は海外に行くことが多くてよく長時間のフライトをする事がある。大抵は昼間とかなんだけど、たまに夜のフライトに当たる事がある。なんかね、好きなんだよね、夜の飛行機って。機内の明かりが消えて街の光も遠ざかって少し肌寒いくらいのあの空間。ぽつりぽつりと読書や映画なんかを見たい人たちが灯す明かりがなんだか切なくて私はきゅんとする。

でも大抵は寝不足や時差ボケとか疲れで鈍った頭で真っ暗になってしまった窓から外を眺める。ぴかぴかと光る翼のライトを見ながら好きなプレイリストを流すんだけど、殆どは歌詞もメロディーも頭には入ってこない。ごうって鈍い音のする薄暗い機内の独特の雰囲気に体だけが置いてけぼりで魂だけ、ほんの少し浮いてる感覚。あ、飛行機だから人間も浮いてるんだけどね。

なんだか鈍った体と鈍ったようで奥底では、はっきりと心や魂だけが反応してる感覚。あれって大雨の日や夜の機内にいる時と似てるなって思うんだよね。あれ、私だけかな。(ちなみにエッセイは雨とも飛行機とも関係ないんだけどね…)

気持ち悪いとかじゃなくて、馴染めてないだけで多分すきなんだと思う。ちなみに大雨の日も夜の機内も読書が捗るよね。大好きな本を読むのにぴったり。あと個人的に夜の機内は海外の作家さんの本を読むのがしっくりくるんだよね。なんでかな。

雨の日や飛行機とかで夜のにおすすめの本があったら誰か優しい人がいたら教えてください

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