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#55 我が家の家事を、プロジェクトに置き換えて考えてみる。

こんにちは、まるもです。
noteの企画であった #家事分担の気づき というお題。
我が家の家事について考えてみると、「家事を円滑に進めることは、仕事でプロジェクトを円滑に進めることと一緒では?」と感じました。
というわけで、情シスで働くわたし。我が家の家事の考えを、プロジェクトに置き換えてみました🙋‍♀️

メンバー構成

メンバーは夫婦2人で、共働きです。
性質で言うと、夫は、こだわりがあり食事とお洒落が好きなしっかり者。妻のわたしは、こだわり少なめで掃除と調べ物が好きな怠惰さん。(さんをつけると少し可愛らしい。)
役割は、夫がリーダーで、わたしがサブリーダーといったところでしょうか。

家事の定義ってなに?

家事、と言っても、どの範囲までのことを家事とするか、人によって違いますよね。調べたところ、家事について、このように定義されていました。

掃除・洗濯・食事の支度・育児など、家庭生活に欠かせない仕事。

デジタル大辞泉(https://www.weblio.jp/content/家事)より

我が家の場合も「2人が生活するためにやること」と考えています。掃除・洗濯・食事の支度はもちろん、お金や書類の管理、町内の集まりなども家事に含まれています。

プロジェクトで決めておくことは?

続いて、プロジェクトに置き換える準備。プロジェクトとして共通認識を持っておくといい項目を出します。これは、PMBOK(プロジェクトマネジメントの世界標準)で定義されている以下の項目としました。
・目的/ゴール
・対象範囲
・コスト管理
・スケジュール
・プロジェクト体制
・品質管理
・リソース管理
・コミュニケーション管理
・リスク管理
・調達管理
・ステークホルダー管理

これらの項目をベースに、考えてみます。

プロジェクトに家事を当てはめてみる

我が家の家事をプロジェクトに当てはめると、こんな感じになりました!

一緒の部分もあるし、異なる部分も。

一緒の部分

目的や対象範囲、体制の話はしたので割愛して、他のところを具体的に説明します。
▪️コスト管理
お金の管理は、主にわたしがやっています。ただ、雰囲気の管理です。笑

▪️リソース管理
家にあるリソース(もの、場所)は、2人の物です。例えば、わたしが買った文房具たちの管理者はわたしだけど、共有財産だと思っています。

▪️ステークホルダー管理
家事におけるステークホルダーは、お互いの親や町内の人だと考えます。自分の親は自分が対応しています。また、家が夫の実家近くにあるので、町内の集まりは夫がメインで参加しています。

▪️調達管理
食材を買ったり物の在庫を補充をしたりすることかなぁと。夫が99.9%料理を作っていることもあり、調達は夫がやっています。わたしは無くなった洗剤やペーパーの補充やリサイクル処理を頑張っています。

◾️リスク管理
家事に影響を及ぼすリスクは、体調不良や災害が起きた時だと考えました。体調が悪い時は比較的元気な方がやり、災害対策はわたしがやっています。

◾️コミュニケーション管理
家事についてよく連絡を取ってますね。比較的面倒な家事を率先してやった時は、夫にドヤ顔で報告します。そして満足して、また家事をします。笑

異なる部分

◾️スケジュール
細かいタスクやスケジュール管理をしていません。提出物のように他の人に影響があるところは別ですが、家庭内のこと、たとえばいつ洗い物するとかお風呂入るとかは、やれるタイミングでいいよね、と思っています。

◾️品質管理
お互いの家事の品質に、口も手も出すことはないです。これだけ守ったらOK・これはやらない、という認識がずれていなければ、その間のプロセスは好きなやり方でいいと考えています。

家事はプロジェクトと異なり、明確な成果物や報酬がないですよね。だから、我が家の場合は、品質やスケジュールに厳しくしてないんだなぁと気付きました。その上で、お互いの許容範囲を理解しておくことも、大事だと思いました。

見える化しない良さ

さて、ここまで読んだ方はお気づきかもしれません。まるも、あんまりやってねえなと…
分担の割合でいうと6:4くらいでしょうか。本当に感謝しています…!

プロジェクトにおいてタスクの見える化は大事なのですが、家事については、そうとは限らないなと感じました。
やることめっちゃありますもんね。わたしの場合タスクに追われてしまい、見える化しても幸せにならないでしょう。笑

楽しかったら、きっとうまくいく

そんな我が家、お風呂の掃除は面倒くさーいとなることが多く、掃除する人を決めるためにある日からゲーム性を加えました。
それは「ジャカジャカジャンケン」です。

もはや毎日恒例で、歌って踊りながらジャカジャカジャンケンをしています。
どれだけ負けが続こうが、じゃんけんの結果が全て。面倒くさい家事も、楽しんでやることができています。

思い返すと、結婚生活が始まった当初は、2人とも家事に慣れていなかったので、一緒に試行錯誤しながらやっていました。今では、少しずつスキルアップしながら、共通認識を持って取り組めています。

この記事を書く前に、夫に「家事関係で苦しいことある?」と聞いてみると、「全くないなー」と返ってきました。
わたしもそう思っています。

家事もプロジェクトも、認識が合って楽しめたら、うまくいく気がしています。これからも、楽しみながら家事に取り組み、2人の生活をよりよくしていきたいと思うのでした。

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