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Queen の『A Night at the Opera』を聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。

今回は Queen の『A Night at the Opera』を聴いてみた編をお届けします。

荘厳で重厚なコーラス、ロックとオペラが融合したようなドラマチックな世界観。

Queenの最高作と言われた歴史的一枚。

ぜひ、読んでみて聴いてみてください!

1.Death On Two Legs (Dedicated To...)

波打つピアノのイントロ。美しいけど恐ろしい、鬼気迫る演奏。どんどんノイジーになっていく。0:40〜の切り替えゾクッとする。オペラ座の開幕。喉をガラガラさせた歌声、イラつきっぷりが格好いい。歌詞もキレキレ(前のマネジメント会社のことを皮肉ったものらしい)。コーラス重厚すぎる。Queenといえばこの重厚なコーラスのイメージがある。神々しい。2:26〜Brian Mayのブルドーザーみたいなギターソロ格好良い…。

2.Lazing On A Sunday Afternoon

エッ!!劇的に曲調が変わる。急にピアノの音が日曜日感出してきてビックリ。一曲目からこの曲に切り替えるの面白い。Freddie Mercuryピアノも弾けるんだな…。ボーカルは、スタジオに置かれたバケツの中のヘッドフォンから聞こえるものを録音したらしい。どうやったらこの発想が生まれるんだ。確かに歌声の聞こえかたは、なんだか古めかしい。ギターのメロディキラキラで可愛らしい〜!

3.I'm In Love With My Car

ギター派手でテンション上がる。ドラムのRoger Taylorが歌っている。野太くハスキーで野生みたっぷり。漢だ…!1:24〜このハスキーさでこのハイトーン出すのヤバすぎる。恐るべし。Queen、もしかしてみんなボーカル強いのか。コーラスワークで昇天。2:42〜車がブンブン走り出した。タイトルに「car」が入っているだけある。

4.You're My Best Friend

愛…愛と温かさを感じるFreddie Mercuryの歌声。流石。コーラスがより一層多幸感を増してくれる。その歌声で友への思いを歌い上げられると胸が苦しい。オルガンみたいな音がさらにほっこりさせる。ギターの音も好き〜!

5.'39

またまた新鮮なフォーク、カントリーな曲調。アコギの音が心地良い。聴いたことないのに懐かしい。こんなにも懐かしくて古き良きな感じなのに、歌詞は宇宙へ飛び立っていて、めっちゃSF。2:00〜コーラスの高音で宇宙行っちゃう。切ない。

6.Sweet Lady

エレキギターの音が最高。イントロ毎回格好良い。Freddie Mercuryの歌声ってなんでこんなにも光り輝いているんだろう。高音が閃光のよう。1:05〜あぁ…格好良い…急に複雑な展開ぶち込んでくるの嬉しい。ギターが暴れ回っている。3:00〜ギターもっと暴れ回ってくれる。「フォ〜」とか言ってて楽しそう。

7.Seaside Rendezous

Freddie Mercury表情豊かな歌いっぷり、凄すぎる。ハッピーな気持ちでいっぱい。気分屋なネコを見ている気持ち。0:40〜歌声が甘くて、尻尾ふりふりで凄く可愛い。間奏、トランペット…?って思ったけど、Roger TaylorとFreddie Mercuryが口に紙を当てて管楽器の音を真似した音らしい。口笛とか入ってきて楽しげ。おちゃめ…ずっと可愛い。気づかなかったけど、タップダンスみたいな音は同じ2人がミキシングの卓を指で叩いたものらしい。それをやっている時のお二人の姿が見たい…

8.The Prophet's Song

暗くて不穏。さっきまでの可愛らしさは一切ない。ハードロック。ギターのBrian Mayが作った曲で、本人も歌っている。コーラスが相変わらず神々しい。2:50〜展開がドラマチック。劇を見ているみたい。3:28〜Freddie Mercuryの一人輪唱パート、洗脳されそうになる。感情の昂り。タイトル通り「預言者の唄」感ある。1人オペラ。よくこんな構成思いつくな…凄すぎ…。5:56〜再び演奏が入ってくるの格好良い〜重たさが増している気がする。壮大。クライマックスっぽい。8分近くもある大作。

9.Love Of My Life

前の曲からの繋ぎが美しすぎる。ピアノとハープ?の音が美しすぎるイントロ。Freddie Mercuryの歌声甘………。優しくてメロメロになる。ライブではファンと大合唱になるバラードらしい。コーラスがこれ以上美しくてどうするの…ってくらい美しい。心に染み渡る。ハープの音、良すぎ…。

10.Good Company

愉快!今度はニューオーリンズを感じる…海辺…爽やかな夏。バラエティ豊かすぎる。ウクレレ?の音に癒される。1:51〜ウクレレ超楽しいパート。終盤何故か一瞬宇宙行って海戻ってくる展開が面白い。ギターのBrian Mayがドラム以外の全てを演奏して、歌も歌っているの凄い。

11.Bohemian Rhapsody

あの超絶有名な「Bohemian Rhapsody」だ…!!イントロからコーラス盛り盛りで神々しさMAX。ハーモニー美しすぎる。1:21〜流石に聴いたことある超有名フレーズ。改めて声が良い。3:10〜めっちゃ楽しい。中盤のオペラなパート、メンバーのコーラスを重ね合わせて180人分にしたのヤバすぎだな。これがオペラロックか。重い罪を犯した人物の喜怒哀楽入り混じる様子がオペラ風に表現されている歌詞。4:10〜こんな展開になるの!?格好良すぎる…。何これ…有難うございました…

12.God Save The Queen

英国国歌をBrian Mayが編曲したもの。英国国歌がQueenサウンドになっている、凄い。アルバム一枚の流れが美し過ぎてスタンディングオベーション。



Queenは、1971年から現在まで活動するイギリス出身のロックバンド。1991年にボーカルのFreddie Mercuryが死去したが、断続的に現在も活動を続けている。
本作は1985年にリリースされた4枚目のアルバム。邦題は「オペラ座の夜」。1935年の「オペラは踊る」というアメリカの映画からこのアルバム名が付けられたと言われている。当時のメンバーはFreddie Mercury(Vo., Piano)、Brian May(G)、John Deacon(B)、Roger Taylor (Dr)。



本作の制作費は、当時のイギリス音楽史上最も高額だったとか。

確かにゴージャスでドラマチックで壮大な一枚だったけど、どこにどんな風にお金がかけられたのか気になる!

やっぱり180人分に重ねられたコーラスとかなのかな…

それにしてもコーラスが神々しかった!神々しいというか、もう神。

Freddie Mercuryの歌声はもちろんたくましくて、表現力豊かで素晴らしかったけど、ドラムのRoger Taylorもなかなか野生的な歌声で格好良かった。みんな歌えて凄い。

それに、ボーカルのFreddie Mercury亡き今も活動を続けていることも凄い。

今はAdam Lambertをボーカルに加え、「Queen + Adam Lambert」という名義で活動しているんだ…!

もし「Queenに入らないか?」って誘われた自分だったら絶対「アッ…えっ…いや!そんなそんな!」って断ってしまう。怖すぎる。

入る予定も誘われる予定もありませんでした。失礼しました。


カリスマシンガー編まだまだいきます!

次回は Björk の『Post』を聴いてみた編をお届けする予定です。

そして一週間近く台湾に遠征するため、来週はお休みとなります!楽しみお待ちください!

最後まで読んでくださり、有難うございました。

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