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レシピ:私のお好み焼きレシピ

 私にとって美味しいお好み焼きは、キャベツの甘みと海鮮の出汁が効き中はフワッと両面は香ばしく焼き上がったサクサクとして軽い食感、味に変化が欲しい場合はソースを、どんな食べ物よりビールが美味しくすすむ!ようなものだ。以下の材料さえあれば大丈夫。キャベツ、小麦粉、卵、シーフードミックス、粉末出汁、豚バラ。最近はこれに山芋が加わっている。他の料理と同様、私のレシピに細かい数字はないけれど自分なりのセオリーに基づき量を決めている。材料の中で鉄板で焼いたときにそれぞれをつなぎ合わせて固めてくれるのは卵と小麦粉のはず。お好み焼き1枚につき卵が1つ(本当は5枚に4つくらい)を目安に他の分量を決めていくと食感の軽いお好み焼きが作れるように思う。千切りキャベツはシーフードミックスを小さく一掴みした分(私の手は小さい)と共に1つの卵でまとえる最大値を。そしてそのキャベツとシーフードミックスを纏うサラサラの卵液に粘度を与えられる最小量の小麦粉。粉末出汁はパラパラと少量風味が効きそうなくらいに。10年弱、この分量でお好み焼きを作っていたが久々に実家で私がお好み焼きを担当したとき、母から「これ、山芋入ってないんちゃう?」とズバリ言い当てられてからは山芋を入れている。1枚につきキャベツとシーフードミックスの結びつきが強なったと思えるくらいのすりおろした山芋を入れるとより生地が安定し、コテで裏返しやすくなった。しっかり焼き色が着くまで生地は押さえつけづにじっくり待てば中はフワッと両面は豚バラ肉から出た油で香ばしく焼き上がったお好み焼きになるはず。

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