器にときめく、お正月。
新年早々、天災やら人災やらで「今年はどうなってしまうんだろう…」なんて思ってる人もいるかもしれないですね。
直接、被害に遭われた方だけじゃなく、間接的に影響を受けた人も含めると大変な被害だなと。いつもは気持ちが暗くなるようなニュースは観ないようにしているわたしですら、数時間ニュースを見続けてしまったくらいですから。
でも、こんな時だからこそ、今自分が無事であることに感謝をしながら、いつも通りの生活をすることが大事なんだとも思います。
今朝、ぞうきんがけをしながら、ふと「ありがたい…」と感じました。
地震の被害に遭われた方が、家の片づけをすることと比べたら、なんて楽な作業だろうと。
我が家はモノが少ないので、散らかるということはほとんどありません。埃をとるために、こうしてぞうきんがけをしているのです。つまり、片付いている部屋を掃除しているということ。
地震で「食器が割れた」「本棚が倒れた」という家を整えるのとは、全く違うのです。大切にしていたモノが壊れたら、悲しいですよね。
わたしはわたしで、今を大切にしていこう。
災害を教訓にするということは、次にどこかで起こるであろう災害に備えるだけでなく、今の自分の生活を修正するということも、含まれているんですよね。
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最近、noteにはよく書いているのですが、わたしの今年の目標は食生活の改善。具体的には、自炊をすること。
「一汁一菜」
前々から気になっていたワードです。
この本を紹介しているSNSを何度か目にして、わたしもやってみたいと思っていたんです。
でも、少量の味噌汁を作るのって難しいですよね。小さい鍋を用意しなくちゃいけないし。うちにある一番小さな鍋は20㎝。これで普通に作ると、3~4人前になってしまう。ということで、汁物なしの食事になっていたのです。
いろいろ調べていると、レンジで作るという手もあるらしいけど、やっぱりガスで火を通したものが食べたい。さらにわたしはわがままで、残った料理を次の日に繰り越すというのがあまり好きではないのです。
だから、必要以上の量は作りたくない。その日に作ったものは、その日に食べてしまいたい。わがままな自分が憎い…。
そこで、あーでもない、こーでもないとネットをウロウロしていたのですが、ついに解決策が。
世の中には、直火にかけられる器というものがあるんですね。これなら器1杯分の汁物が作れる。焼き物の器ってすばらしい!
そして、どれにしようか見比べているうちに、「そういえば、昔、和食器が好きだったな」ということを思い出しました。和食器の独特な歪みや、きれいな模様が好きだったのです。
でも、転職で収入が減ったなどの理由で、食器にまで意識が向かなくなっていたのです。その結果、食事自体にも興味が薄れてしまいました。お腹が満たされれば、それでいいと。
今も経済状況は変わらないものの、我が家の食器は少量。いつも同じモノを使っているのだから、少々高くても、好きな器で食べた方がいいよねということで、新しい器を招き入れることとしました。
なんたって、今年の目標は『自炊』なんですから、これくらいのご褒美は必要ということで。
ちゃんと自炊が身について、一汁一菜生活が基本になれば、食費だって今より抑えられるはず。
そんな甘い言葉を自分にかけながら、今は購入した器が届くのを楽しみにしているところ。
こんな時だからこそ、日々の暮らしを楽しむことを忘れずに。
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