おしゃれな部屋にしたい!フォーカルポイントで"見せ場"をつくる【後編】
インテリア雑誌やインスタグラムを見ていると、おしゃれな部屋で羨ましい!と思うことありますよね。「おしゃれな部屋に憧れているけれど上手く雰囲気づくりができない」と悩んだら、部屋の見せ場になるフォーカルポイントをつくってみましょう。
フォーカルポイントをつくると部屋の見え方が変わります。
どのように変わるかは【前編】でご紹介していますので、ぜひ目を通してみてください。
後編となる今回は、フォーカルポイントをつくる場所や、フォーカルポイントづくりにおすすめのアイテムをご紹介します。
フォーカルポイントはどこにつくるの?
フォーカルポイントは、部屋に入った瞬間に真っ先に目に入る場所につくるのが基本です。ドアを開けて部屋に入る場合には、ドアの対角線上がフォーカルポイントに適したスペース。そこにアクセントになるアイテムを置くと、部屋を効果的に印象づけられます。
そうはいっても、日本の住宅は海外のように広くない場合が多く、希望する場所にフォーカルポイントをつくれないことがあります。
そんなときには、ここに視線を向けたい!という場所にフォーカルポイントを設けましょう。
部屋の一番奥にフォーカルポイントをつくれば空間に奥行き感が生まれ、足元にランプを置いたりカーペットを敷いたりすれば、視線が下がってくつろぎ感を演出できます。逆に、見せたくない場所があるときには、視線が反対側へ向くようにフォーカルポイントをつくってカモフラージュしましょう。
フォーカルポイント7通りの作り方
フォーカルポイントを効果的に作る方法を7つご紹介します。
アートワークを飾る
簡単にフォーカルポイントをつくる方法の一つが、アートワークを飾ること。大きな絵やポスター、写真、ファブリックパネルといったアートワークは視線を集中させやすく、インテリアの印象を高める効果もあります。
大きな鏡を飾る
壁に大きな鏡を取り付けると、奥行きが生まれて空間を広く見せる効果があります。光を反射して部屋が明るく見えるのもメリットです。ただし、鏡の中に見せたくないものが映り込まないように気をつけましょう。
アクセントクロスを貼る
アクセントクロスとは、壁の一部に色や柄のクロスを貼ることです。フォーカルポイントがつくれて、おしゃれな雰囲気も演出できます。
観葉植物を置く
観葉植物を飾るのも効果的にフォーカルポイントをつくれる方法です。鮮やかなグリーンを室内に取り入れると、空間が活き活きと美しく見えて、癒し効果も抜群。小さな植物をいくつか組み合わせても、サボテンのようにインパクトのある大きめな植物を1つ置くのも、どちらもOKです。選ぶ植物によって部屋の印象が変わるので、じっくり選んで決めましょう。
スワッグを飾る
植物を置きたいけれど床にスペースがない、水やりをしたくないという場合には、壁にスワッグを飾るのもおすすめ。季節ごとにディスプレイを変えやすいのもメリットです。
家具を中心にフォーカルポイントをつくる
フォーカルポイントをどこに作ろうか迷ったら、家具を中心に構成してみましょう。具体的には次のような方法があります。
リビングのソファカバーをおしゃれな柄にする
ソファのクッションに鮮やかな色・柄を取り入れる
ソファの足元にラグを敷く
ソファやベッドなどの家具やテレビの後の壁にアクセントクロスを取り入れる
ソファやベッドなどの家具やテレビの後の壁にアートワークを飾る
ワークスペースをフォーカルポイントにする
在宅での仕事が多い場合には、ワークスペースをフォーカルポイントにしてみましょう。部屋の雰囲気も気分も上がります。
フォーカルポイントで空間を豊かに仕上げる
フォーカルポイントをつくると、空間が引き締まっておしゃれな雰囲気が高まります。おしゃれに見えると、暮らしが豊かに感じられるようになります。
部屋にまとまりがない、おしゃれに見えない、と思ったら、フォーカルポイントを意識してコーディネートしてみてください。
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