『』

『銀狼』2021.10.6


冷えた夜の底で
貴方の夢を見る
眠っても眠れずにいる
ここは孤独の銀狼

何も壊さないから
そっとしておいてよ
淋しさの形をなぞる
満月が僕を見る

揺蕩って
ただ あの日に帰りたかった
貴方のせいだ 貴方のせいだ
愛を奪っていく
成り果ててしまった灰が
胸にたまって
息もできぬ程


冬の雲に潜む
真空で息をする
歩けど歩けど行き止まり
ここは孤独の銀狼

死は恐れないから
どうか最期まで
貴方で息をしていたい
新月が僕を見る


静かに祈るだけ
記憶の中の貴方は
もういないと
柔く柔くわかっていても

拙さを測る様に
朝焼けに混じる日を
眺めるだけ


揺蕩って
ただ あの日に帰りたかった
貴方のせいだ 貴方のせいだ
愛を奪っていく
成り果ててしまった愛が
苦しくて
もう 息もできぬ程


ここは貴方の銀狼






銀狼、とは宇宙のことだ。

貴方にとっての宇宙はなんですか。
自分にとって
「貴方の銀狼」とは、何処ですか。




私がここに歌詞を投稿するときは
何か書きたいのに何も書けなくて
苦しいときが多い。


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