看護・介護現場あるある 54

排泄介助編

認知症になると、バルーンがなぜ入っているのかわからずいじってしまう人がいます。

抜かれてしまうとまた入れ直さなければなりませんし、尿道を傷つけてしまいます。

バルーンを引っ張り、管の先端が千切れて膀胱内に残ってしまってはそれこそ厄介です。
そのため、バルーンをいじってしまう利用者さんに対して

バルーンの管をズボンの上から出さずに、下(裾)から出すことってありますよね

手元に管があるから気になりいじってしまうため、手元から遠い裾を通すことで気になり難くし、いじられ難くします。

いじられ難くなるだけで完全にいじらなくなるわけではないのでお気をつけ下さい。


ここで一句

下に出す
それでも抜かれ
舌を巻く


対策をしても抜かれてしまうとお手上げです。
あの状態でよく抜いたなと感心してしまうことがあります。

他には管をテープで固定する。ズボンの紐を結び手が入らないようにすることが考えられますが、それでも抜かれる時は抜かれます。

よろしければサポートお願いします。この費用は看護や介護が必要な人達へ有効に活用していこうと思います