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父は自分が死んだと思ってない

2022年夏 私の身にあったことを記録として
見返した時に日記になってるように
残します



なみだめむつです もちろん本名ではないです

23歳女 
最近大好きだった彼氏に振られた(過去形)
社会に出て働かせてもらっていた(過去形)

性格は 
楽観的 適当 笑顔 が取柄でした



過去形ですが、またこの取柄を取り戻せるように
私が私になれるように

そのきっかけの1つになればと思いnote初めてみました





ここに残すのは大好きだった父のこと


父は死んだ

2022年7月9日午前3時7分 


死因 くも膜下出血



父の死は急だった





2日前の7月7日に祖父、父の父を亡くしたばかりだった


父は仕事熱心で、祖父の看病をするために
6月末、私の誕生日の日に祖父母がいる福岡に行った


在宅ワークをしながら


祖父の入院が決まってずっと祖母と祖父の近くにいて


最後まで祖父の見舞いにも行き


祖母の心のケアをしてくれていた




私はこう思った




おじいちゃんがお父さんを連れて行ったんだ



祖父が死んだその日から通夜葬儀、


そしてまた父の通夜葬儀




想像していなかった未来



ドラマでもない展開、夢



いや、悪夢だと思った

昨日棺に入った祖父の顔を見て大粒の涙を流し、今まで見たことのない泣き方をしていた

なのに



今父は棺の中で


いつもの優しい顔で目を閉じている
まるでテレビを見るときに床で横になりながら寝落ちしてしまった時のように



いつもと何が違うのか


もう目を開くことがないこと
もうお父さんのそのしわのせいで三重になった目で
アレルギーのせいで常に瞳が潤っていた目で



私のことを見てくれない、見つけてくれない



お父さん どうか許してください
ここに私の想いと共にお父さんがいたことを記すこと

今私ができることをさせてください





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