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❏もういちど読みたい記事

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もういちどと言わずなんどでも読みたい。
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手製本講座で習った本作り

仕事以外では、もう、ほんとにどこにも行っていないので、次の本づくりのアイデアを考えながら、かつて習った手製本をひろげてみた。 今週は装丁家の女性、ツムラ氏に習った手作り本の装丁の画像を! まず1点目は「和綴じ本」。基本の綴じ方だけど中身は和紙ではなくクリアファイルを入れたものが面白かった。この後、自分で様々な綴じ方、様々な用紙を使用して試作してみたが、凝り出すと奥が深い和綴本なのだ。 2点目は、なんていうのかな?「封筒綴じの本」。ページがすべて封筒でできているので、中に

人生の途中で感謝を伝えそびれた人たちへ

人生の途中で感謝を伝えそびれた人たちへ。 本当はびっくりするくらい感謝していて。 この文章を読んで貰えていたらと 心から、思う。 もう一度、出会えることが出来たら良いのに。 どのくらい私が感謝をしているかを 伝えることが出来たら良いのに。 思い掛けず、庇ってくれて、 涙が出るほど嬉しかったこと。 私が方向を間違えても、 見守ってくれて、 全てを受け入れて励ましてくれたこと。 その人が放った何気ない一言で、 人生の価値観が変わり、 自分の知らなかった、 考えに触れて

Illustration_painting そして漫画ブルーピリオドの感想文

画材の絵。 友人に勧められて"ブルーピリオド"という漫画を読んだ。面白かったです。 ざっくり概要を説明すると 【なんでもそこそこできちゃう男子高校生が絵画の世界の深さを知り、自らが”本気”になる面白さに目覚めて東京藝大を受験する話】 なのだが、(ほんとか?)一応自分も美術系の大学に通っていたため登場人物の心情に重なる部分が多く、湘南台にある温泉のリラクゼーションコーナーにて一人感動に打ち震えていた。 人様の創作物のレビューができるほど崇高な存在では無いので、自分なり

湘南という「舞台」で生きる

新型コロナは収束する気配を見せませんが、「密」の回避やテレワークの普及もあいまって、東京都では7月から人口の転出超過が続いており、東京周辺の自然豊かな街が人気を博しているようです。 本田直之さんは幸福に生きるための10カ条のひとつに「居住地選択」を挙げています。言わずもがなですが、人は自分が想像しているよりもずっと環境から影響を受けるものです。 私自身も東京生まれの東京育ちのシティーボーイでした(虫、苦手・・・笑) しかし、小学生の頃からサザンが好きだったこと、海のある

生活介護での月に一度のアート活動の日!「仮面を作って写真撮影をしよう!」

10月末、当法人の生活介護のご利用者さんを対象とした、外部講師の絵画教室アトリエe.f.t.様との月に一度のアート活動でした。 今回の制作テーマは、いつもと少し違った「仮面を作って写真撮影をしよう!」です。 文房具や装飾品、日用品など、ありとあらゆる素材を貼り付けながら立体的な仮面を作り、その仮面を身につけてみんなで屋上へ上がって格好いい写真を撮影するといった作品制作です。 仮面の土台を手に取り、机に広げられた様々な素材を見ながらどれを使おうかと、皆さんそれぞれ考えられ

社会的羊と一匹狼

例えば、高級レストランに行ったとする。 白いテーブルクロスに夜景が見渡せるガラス窓、上品なお洒落をした客。クラシック音楽とワインを注ぐ音が静かに流れる店内。 お皿の余白が気にならないほど色鮮やかな前菜に目と舌を楽しませたあと、メインへの最後の序章ともいえる、温かいスープが運ばれてきたとする。 さて、いざスープを慎重に唇の隙間からゆっくり流し込もうというとき、席を共にする相手がズズズーっと音を立ててスープを飲み始めたとしたらどうだろう。 ギョッとして冷や汗が噴き出てくるだろ

廃工場のなかで思う

針工場というアート作品に触れてきました。 時代の変遷の中で役目を終えた、針工場。 船を作る計画が頓挫して用途がなくなったまま30年が経過した、宇和島の船の木型。 針工場跡地に、その船の木型を据え付けたインスタレーション。 豊島の家浦岡集落にて、平成を迎える手前で閉じられたメリヤス針の製造工場跡。そこに設置されたのは、宇和島の造船所にて一度も本来の役目を果たすことなく約30年間放置されていた、鯛網漁船の船体用の木型です。 別々の記憶を背負った2つの存在が、アーティストを通

友人関係を上手く保つ方法。

先日、「ゴリさんはどうして、お友達と良い関係を続けられるんですか?」ってことを聞かれました。 はい。 極めて簡単です。 「良い関係を続けられる素敵な人とだけ付き合っているから」 です。 これに尽きます。 だってね、俺の仲の良い友達、めっちゃ良い人達だからね。 そんな、めっちゃ良い人達だから、喧嘩することもないし、揉めることもないし、ムカつくこともないし、イラつくこともない。 いやね、正確に言えば、10年、20年単位で言えば、腹が立つことが1回くらいはあったりし

日常美術館

身近にある綺麗なもの、身近な芸術品というものに思いを馳せている。それは例えば、誰かからの手紙に貼られていた切手や、メッセージを書いてくれたカード、あるいは何かのパッケージ。そういうところにある「ちょっと綺麗」「なんかいいな」を集めて、今日は「日常美術館」をやります。 最近、受け取った手紙に貼られていて「いいな」と思った切手はこれ。金が上手に使われていて、華やかな気分になれる一枚。金縁の鏡の中に花束が映っているという、なかなか豪華な絵柄です。 郵便局から出ている、今期の「ハ

企画に参加するようになって変わったこと

「思い立ったが吉日!」と、それまで挑戦したかったことに恐る恐る足を踏み入れて早3ヶ月が経とうとしています。そしてnoteに記事を投稿するようになって初めての秋を迎えました。 まだまだnote初心者な私ですが、最近ある事に挑戦しています。それは【いろんな人の企画に積極的に参加してみること】。 というのも、それまでnote主催の企画やコンテストの存在は知っていたのですが、個人の企画というものがある事は知りませんでした。だから、いろんな人が個人企画のハッシュタグを付けてても「い

写真展出展のドキドキは、まるで恋をしているようだ?! ~後編~

「この時この瞬間に恋をする!」 フォトグラファーのYui Mitukiです。 前回は、写真展出展までのお話でしたが、今回は、展示会場でお会いした方達のエピソードです。 写真を撮ることも好きですが、展示会場では、色々な方のドラマを感じるのも、また、楽しみの1つです。 もし、よろしければ、前回の記事もこちらでご覧ください。 https://note.com/yuimituki/n/ne5b9590e3c62 作品設営時の楽しみ 写真展は、作品を参加者の方と飾るのも楽しみの1

noteを書いて「ありがとう」の言葉が増えた

noteを書いて、ぼくは、最後に「ありがとう」を添える。 それは、じかんは、有限で、ひとそれぞれにあって、使い道が違う。 そんな中で、ぼくの文章を読んでくれて、本当にありがたい、と思う気持ちから「ありがとう」を添えている。 コメントをいただくときも、そう。 「ありがとう」の気持ちを伝える。 むしろ、伝えたい、言いたい。 ここまで、書いていて、日常生活でも、この「ありがとう」の言葉が、増えたような気がするのだ。 何気ないことにも、自然と「ありがとう」と言える。

表現の本質

久しぶりにnoteを開いて、流れてくる他人の文章を読んでいて、ハタと気づきました。 「全然読めない」(笑) 面白くなさ過ぎて、5行と読めない感じです。 もちろん全部ではありません。面白い記事もたくさんあります。 しかし同じくらいの多くの記事が、面白くなさ過ぎて全然読み進めることができませんでした。 「あれ、これって自分の記事にもいえること?」 自分の記事も、他人からしたら面白くなさ過ぎて、全然読めないのかもしれない。 その可能性に、今初めて気づきました。(笑)

”アート”の定義について

こんばんは。 昨日は、渋谷モディで行われている落合陽一さんの個展「未知への追憶」を見てきました。 落合陽一さんのことを知ったのは2年ほど前で、YouTubeにあがっていた「News Picks」の番組の1つ「WEEKLY OCHIAI」のシーズン1を見たときです。 次から次へと急所を突くような発言をしており、9割近くは何を言っているのか分からないけど説得力は凄まじく、なんとなく納得してしまうところに魅力を感じました。 それから「News Picks」の会員登録をし「W