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27歳、会社員。 好きなことは自然、旅、サーフィン、音楽。 なんとなく自分が恵まれてる…

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27歳、会社員。 好きなことは自然、旅、サーフィン、音楽。 なんとなく自分が恵まれてることは知っている。 そして、素敵な人たちに出会ってきた。 だからこそ、自分はこれでいいのか、ときどき不安になる。 なのでとりあえず、書いてみる。 自分の”好き”を文字にして、噛み締めたいから。

最近の記事

やっと、親友。

5年前のある日、 いつものように2人で疲れるまで遊んだ帰りの車内で、いつものようにたわいもない話をしていた。 話題は、親友について。 “私は4人いるかなぁ。 まだ一度も地元を離れていないから、 小学校時代から知っている親友。 高校時代にある共通点がきっかけで仲良くなり、 以降今までずっと続いている2人。 そして、大学に入ってから知り合って、 半年くらい一緒に住んだり、 お酒で失敗したりして、 とにかく全てを曝け出した親友。 4人とも全然違う価値観を持っているし、 4人全員

    • “旅人か、そうでないか。”ってこういうことか。[エッセイ]

      私は旅が好きだ。 いろんなところに行きたいし、 この目で見たい。 行く先々でその土地の暮らしを感じて、 話を聞きたい。 “この世界には、2種類の人間がいる。 旅人か、そうでないか。” こんなセリフをどこかで聞いたことがある。 これを発したのはきっと旅人で、 確かにそうだと思う一方、 どこかがなんとなく腹落ちしていなかった。 それが、奇跡の2000マイル"という映画で やっとしっくりきた。 旅人かそうでないか、の2種類だけど、 それは「みんな旅に出るべきだ」 という意味で

      • 5. 2年目の夏。滞在の言い訳は、水族館でのアルバイト。

        新歓後、わずかながら新しいメンバーも加わり 私は相変わらず、いやそれまで以上に サーフィン熱を高めていた。 正直、サーフィンだけが理由かはわからない。 ケイといる時間が楽しくて、 彼とはいつもサーフィンしてて、、 “今日の2限終わったら、明日の夜のバイトまで 空いてるよ。海行こ!” “いいね!” そんな感じで連絡を取り合い、 平日土日問わずサーフィンしまくっていた。 そして、やっと迎えた夏休み。 授業も気にせずにずっとサーフィンができる! ただし、バイトはしないとお金

        • 4. 鍵を失くし、同時に拾った恋の予感。2年目の春。

          ひと冬チャレンジしたセパタクローから サーフィンに軸を戻した頃の話。 “私にはやっぱり海が必要だ” そう感じて、春先には 毎週末サーフィンをする生活に戻っていた。 春といえば、新歓。 それは、大学生にとっての一大イベント。 私も例に及ばず かなり意気込んでいた。 大会についての記事でも少し触れたが 1年生の間、わたしはサークルで 唯一の女メンバーだったから。 別にだからどうってことはないのだけど、 やっぱり男と女の違いはあって。 女子もいた方がいろいろと共感が生ま

        やっと、親友。

        • “旅人か、そうでないか。”ってこういうことか。[エッセイ]

        • 5. 2年目の夏。滞在の言い訳は、水族館でのアルバイト。

        • 4. 鍵を失くし、同時に拾った恋の予感。2年目の春。

          番外編① 1年目の真冬はサーフィンせずに、タイの国技”セパタクロー”にチャレンジ。

          初参加の大会もなんとか終わり、 11月には気温も下がってきて ジャーフルでは体が冷えるようになってくる。 私は、セミドライをオーダーするか 迷いに迷って、結局作らなかった。 一つの理由は、寒さ。 やっぱり体を冷やすのは良くないと みんなに口を揃えて言われたし、 実際、11月末でも かなり寒さの限界を感じていた。 そしてもう一つの理由が、 今回の題名である“セパタクロー” を始めたことだった。 大学入学と同時に仲良くなった1人の友達が、 とにかくセパタクローに夢中だった

          番外編① 1年目の真冬はサーフィンせずに、タイの国技”セパタクロー”にチャレンジ。

          今日、初めて友達に花を買った。[エッセイ]

          母の日以外で、人に花をあげるのは 初めてかもしれない。 今日、初めて友達に花を買った。 なぜ買ったのか。 自分でもよくわからないが、 少し気分が良かったのと、 “バラフェス”の文字に惹かれた。 それからなにより、 そこに咲いていたオレンジのバラが 彼女にとてもよく似合うと思ったのだ。 聞けば、明日から旅行に行くとのこと。 “タイミングの悪いプレゼントに なってしまったなぁ” と少しは後悔したけれど 渡せないよりは100倍マシ、 と思うことにする。 久しぶりに会った友

          今日、初めて友達に花を買った。[エッセイ]

          3. 初めてのコンテスト、海の怖さを肌で感じた。死ぬかと思った。

          夏休みも過ぎ、 少しずつ上達の兆しが見えてきた頃。 サークルの先輩から グループLINEに呼びかけがあった。 “10/22,23で大会に参加しよう。 今年始めた人でも大丈夫。 絶対に楽しい思い出になるよ! 興味のある人は連絡ください。” 私は少し迷ったのちに参加を決めた。 参加種目はウィメンズ、ロングボード。 どんな人が出るのか、 何人くらい参加するのか これっぽっちも情報はないけど ワクワクを頼りに申し込みを完了。 試合前日。 参加者でレンタカーに相乗りし、 一足

          3. 初めてのコンテスト、海の怖さを肌で感じた。死ぬかと思った。

          2. 最初の夏は、免許合宿を言い訳に。

          まだまだろくに波に乗れず、 それでも心は海に掴まれたまま あっつい夏が来た。 相変わらず父とよく海に出かけていたけど、 “そろそろ友達も呼んで好きなだけ サーフィンする毎日を過ごしてみたい” そう思った私は、父が来ない平日にも 海洋庵に滞在する言い訳として、 自動車教習所に通うことにした。 (海洋庵は、父と仲間達のサーフィン小屋。  ガレージにはロングボードがラックに  何本も収まっていて、  海上がりはお風呂にそのまま直行できる  私にとって最高のチルスポット。  

          2. 最初の夏は、免許合宿を言い訳に。

          1.最初の半年間は、悔しさだった。

          初めて波を掴んだ日から その感覚だけを追い求めて ひたすら海に通った。 海に入らなかった頃は まるで気にしていなかったけれど 行くたびに海は全然違う顔をしていた。 あるときは通い慣れたサーファーや 上級者、ローカル(※)だけが入れる台風波、 また別の時には湖のように静まり返る。 ※ローカル: その海の近くに生まれ育ったサーファーのこと。 入ってみたら 見た目よりも大きかったり、 全然乗れる波がこなかったり。 サーフィンはとにかく思うように いかないことが多すぎる。

          1.最初の半年間は、悔しさだった。

          0. 海が好き。だから始めたのかは分からないけど。

          私がサーフィンを始めたのは、 大学入学とほぼ同時期。  正確に言えば 父が本格的にハマり出した頃にも 幼かった私も何度か連れていってくれて 自力で立てていたらしい が、ほとんど記憶にない。 ただ、海は好きだった。 東京から2時間ほど車で走った先で 山を越えるとがらりと空気が変わり 時間の流れがふわっと緩む場所。 小学4年から吹奏楽を始め 夏休みはほとんどなくなった。 中学高校も部活に勉強に 結構忙しく過ごしていた。 そんな中でも 半年に一度くらいは海に行き、 その度に

          0. 海が好き。だから始めたのかは分からないけど。

          はじめに。

          自己紹介で宣言した通り サーフィンをメインに これまでの人生を振り返って できるだけ鮮明に切り取っていく “私はこうやって生きてきたんだな” そう自分の中で納得がいくとともに ついでに誰かに楽しんでもらえる ものになっていけばいいな (“ほぼ”ノンフィクション くらいな感じで) どのくらいの分量になるのか 三日坊主になるのか 今はまだ全然分からないけど、 少しずつ、少しずつ ゆるい感じでいきますが どうぞよろしくお願いいたします。 目次

          はじめに。

          はじめまして。

          こんにちは。 初めての投稿なので、少し自己紹介を。 仕事の関係で一人暮らしとなり 海の近くに住みながらOLやってます。 入社が2020年4月で、 今までほとんどがリモートワーク。 好きなものは、 自然、旅、サーフィン、音楽。 小中学校はわりと幅広く、 吹奏楽でパーカッション、 趣味でピアノ、テニス、水泳、スノーボード をやっていました。 (今でも続いているのはスノボくらい) 高校ではハンドボール部に入部し、 ヤニだらけの毎日。 また、2年生の冬から1年間は オースト

          はじめまして。