±

Twitterに文や写真がおさまらなかったときに書いてます。

±

Twitterに文や写真がおさまらなかったときに書いてます。

最近の記事

古河、生活、瞬きをする間に

茨城県と言ったら、一体何を思い浮かべますか。 たぶんだいたいが水戸黄門とか納豆とかなんだと思う。ひたち海浜公園な人もいると思う。 ちなみにいつだかサービスエリアでみつけたご当地特産品キ◯ィちゃんキーホルダーでは、山梨がぶどうだったり栃木がいちごだったりする中、茨城はヤンキーだったけど大丈夫そ? それはさておいて、茨城県と聞いて"古河"が出てくる人はなかなかいないと思う。 こと言う僕もある一件を目の当たりにするまでは古河の古の字も知らなかった。初めて目にした時はぜんぜん

    • だからなんだという話

      32歳になりました。 だからなんだと言うような話をひとつ。ほんとにひとつか? 前回のnote以降に撮った写真も織り交ぜながら。 30を超えたあたりからとても顕著なんだけれど、あんまり自分の年齢を意識しなくなった。もしかしたらできなくなったのか、あるいは必要なくなったのか。 このあいだテレビ番組でタレントさんが「年齢なんて背番号」って言っていたけど、なんとなくわかるような気がする。背番号にしてはコロコロ変わりすぎている気がしなくもないが。 誕生日を迎えるにあたって、自分が

      • あの日から、この日まで

        去年の2月5日に写真家の幡野さんのワークショップに初めて参加してから1年が経った。 今年の1月27日にほぼほぼちょうど1年が経ったくらいのタイミングで"その2"のワークショップに参加することができたので、その間の写真を振り返ってみようと思ってこのnoteを書いてる。 何かあればその都度noteに書き散らかしているから真新しい感じはないかもだけど、これはこれ、それはそれ、だ。 年末に1年間を振り返る機運が高まっていたなか、ぼくは大晦日にかろうじて12月だけを振り返ることにいっ

        • 美味(うま)くて、いい写真のワークショップ

          写真を始めようと思ってカメラを買ってからもうすぐ5年経つけど、撮った枚数だけで言ったらこの1年だけでそれ以前の4年間の全てを凌駕している。 急に覚醒しちゃった主人公みたいだけど、単純にそれまでが撮る枚数が少なかったんだよね。 そしてこれから先もきっとそれを超える勢いで枚数が増えていくんだろうなって今思っている。 ほぼ1年前、写真家の幡野広志さんのワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」に参加してから、写真のハードルが取り除かれてバリアフリーになった。その時のことはこちらの

        古河、生活、瞬きをする間に

          2024、初

          今年もよろしくお願いします。 もはや時期はずれな気もするけど、今年初めての記事なのでちゃんとあいさつしておきたい。 ただ、あけましておめでとうございますの空気は向かいのホームやら路地裏の窓やら、どこを探しても見当たらないので流石に自重する。 こういった流行に乗るのがいささか遅い。流行と言っていいのかわからないけど。 元旦はなぜだか雲ひとつない晴天の日が多い。気がする。 今年も雲ひとつない綺麗な空だった。 去年は夜更かしをして、起きた時には太陽がちょうどてっぺんくらいにあっ

          2024、初

          師がはしると言うけれど

          年の瀬ですね。 何がそうさせるのかわからないけれど、年の瀬には慌ただしい雰囲気がずっとある。 みんな今年のうちに何かをおさめようとして必死になっている。 忙しい時に猫の手も借りたいというけれど、猫の手よりもタコの手を借りたほうが断然はやそう。猫の手は2本、タコの手は8本ある。8本あるし柔軟性もあるし吸着力もある。つよそう。 タコのは足だろって意見もあるだろうけど、そしたら猫のだって足だろってはなしだから野暮なことは言わないでほしい。 ただ、タコの手は致命的にかわいくな

          師がはしると言うけれど

          みどりの日

          またまたまたまた横浜に行った。今年4度目の横浜。どういうペース?別荘構えてる?? しかも4回中3回がtacicaのライブ。これはもう行くシカないのだ。シカたのないことなのだよ。 今回はひとりじゃなくて大学の同級生のみどりちゃんといっしょに観にいく。おんなじ軽音サークルで、在学中もよくライブを観に行った。 卒業してからもよくいっしょにライブを観に行っている。突然連絡して誘っても嫌な顔しないでついてきてくれる。とても優しいんです。 ぼくは好きなバンドの物販は先行販売があれば可

          みどりの日

          太陽のかけら、ほおばりたい

          家じゅうの扇風機が石油ストーブに置きかわった。 そういう季節。 稲刈りも終わって、ようやくままならなかった日々の手綱をつかめるかなと思っていたけど、そういうわけでもなく、あいかわらずままならないままいたずらにすぎてゆく日々のかたすみに取り残されてる。 ひらがなが多い。 柔らかくなりはじめた太陽のひかりがとても好きで、壁や地面におちる光と影をみては、数秒見蕩れてからシャッターを切っている。 カメラを持っていないときはシャッターを切った気でいる。心のシャッター。心のシャッタ

          太陽のかけら、ほおばりたい

          9月、すべてがままならない

          厳しい暑さはすぎて、厳しさはすぎたといえどまだ確かに暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 ぼくはとにかくすべてがままならない。 笑っちゃうくらいにすべてのできごとが右から左へ、一瞬で脳を通過してとりとめる隙もなく過ぎ去っていく。 もはや"ままなる"ってなんだ?そして母になる、みたいなことか?とかくだらないことばかり脳をよぎるくらいにはままなっていない。 いかがお過ごしでしょうか。 まだ9月も中旬ということに驚きを隠せない。隠すつもりもないけど、驚きを表す

          9月、すべてがままならない

          パンダのいない動物園

          暑い。 お盆を過ぎてもまったく涼しくなる気配がなく暑い。 お盆が過ぎれば涼しくなるよ、みたいなことわざがあったはずと思って調べてみたらお盆じゃなくてお彼岸だった。 あと1ヶ月ある。白目を剥きそうになる。 とはいえ1ヶ月後には「なんか涼しくなってきて夏が終わる気がしてせつない」とかたぶん言っている。 自分勝手もはなはだしい。 暑くてやってらんないっすわ、って思うのは人間だけじゃなくて、動物たちも例外ではない。 ある時、真夏の動物園に行って、動物たちがもうこれっぽっちもやる気

          パンダのいない動物園

          大人になっても宿題は終わらない

          夏休みの宿題はわりと期日までにはやるほうだった。「までには」なんて書き方をしたのは、やり始めるのが相当ケツを叩かれてだったから。中学校まではなんとなくそこそこちゃんとやっていたけど、高校からはケツを叩かれようがもうめっきり手をつけなくなってしまった。叩かれすぎたケツはもう叩かれたくらいじゃどうにもこうにもならないくらい麻痺してしまっていたんだと思う。 宿題なんて言葉、社会人になって使う機会なんてないだろうなって思ってたけど、そんなこともなかった。 「次までの宿題にさせていた

          大人になっても宿題は終わらない

          その日、一日

          ちょっと前の土曜日の夜、そう、あれは七夕の次の日。面白そうなイベントのツイートを見つけて、なんだか友達の顔が思い浮かんだので、すぐ友達に連絡をとった。藤原基央も目じゃないくらい閃いてからは早かった。 友達というのはハセ。この前クラプトンを一緒に観に行った彼。なぜ彼の顔が浮かんだかというと、彼は本の虫でもあるけれど、同時に食器の虫でもあると言って過言ではないと思っているからで。いや、過言かもしれない。でもお店とかで食器を手に取ってみるたびにぼくの知らない単語を並べて何かすごく

          その日、一日

          大さん橋のよるに

          2週連続で横浜に行った。 先週はtacicaのビルボードライブ、じゃあ今週は?ってまたtacicaのライブ。 どんだけ命握られてるの?大丈夫?話聞くよ?てかLINEやってる?? 先週は先週で特別なライブだったし、今週は今週でpaioniaとの対バンという特別なライブ。 これは仕方のないことなのだ。なんたって特別なことは特別なことなのだから(?) そして今回、特別なことがもうひとつ。特別なことはいくらあったっていいですからね。なんたって特別なことは(以下略 写真をきっかけ

          大さん橋のよるに

          やらないでいられないことしつづけよう

          横浜といったら銀蝿でしょ、っていうほどはロックンロールしていないので、中華街とか赤レンガ倉庫とかがいちばんに思い浮かぶ。というか、ほんとうに名前を出すのが申し訳ないくらい横浜銀蝿を知らない。好きなひといたらすみません。 今回用があるのはBillboard Live YOKOHAMA。 どうでもいいけど横浜ってYOKOHAMA表記だとかっこいい。ヨコハマ表記でもなんかいい。ずるい。 またもやtacicaというバンドのライブを観に行った。 もうぼくの遠出はtacicaありきなと

          やらないでいられないことしつづけよう

          冗談みたいに良い一日を

          2019年、彼らは突如としてぼくの前に、いや、日本のお茶の間に姿を現した。 それまでそんなに熱を入れて見たことはない。その年もBGMみたいなノリでテレビをつけていたと思う。 ほぼほぼ注視していなかった。 が、彼らの登場に一瞬で釘付けになった。 「みんなで見てやろうぜ」 この一言にどうしてこんなに惹かれたのか、今になってもよくわからないけど、そこから今に至るまで1秒も目を離せなかった。書き間違いではなく、ほんと、今に至るまで。1秒も、はちょっと盛った。3秒くらい目を離してた

          冗談みたいに良い一日を

          センチメンタル遠征

          バンド活動は真っ暗青春期の高校生時代から続けてきているけど、そのわりには県外でライブした経験が少ない方だと思う。 そもそも地元でもそんなに活動している方ではないので、当たり前といっちゃ当たり前だ。 火のないところに煙はたたずというやつだ。たぶん。 サポートドラムをつとめているFrom sentimentalというバンドで、先日の土日2日で長野と静岡でライブをするという、ぼくのバンド人生でもなかなかない経験をした。 ぼくは奇声を発したり突然熱唱したりしながらハンドルをキー

          センチメンタル遠征