野原 綾

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野原 綾

INFJ-A。人はみな自分の先生。noteで人生旅行中。読書は歴史とノンフィクションが好きです。趣味の一番は土いじり。植物との相性はとてもいいかも。お気楽ですが無責任ではありません。 ♡Dear my friends and my sweet heart♡

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子供たちに残す未来*祈りをつなぐ島国に生きる

【気仙沼市階上中学校 卒業式答辞 全文】 今日は未曾有の大震災の傷も癒えないさなか、 私たちのために卒業式を挙行して頂き有難うございます。   ちょうど10日前の3月12日、 春を思わせる暖かな日でした。 私たちはそのキラキラ光る日差しの中を、 希望に胸を膨らませ、通いなれたこの学舎を、 57名揃って巣立つはずでした。   前日の11日、一足早く渡された、 思い出のたくさん詰まったアルバムを開き、 10数時間後の卒業式に、 思いをはせた友もいたことでしょう。 「東日

    • 夏の花畑への招待状*小さな散歩

      トレッキングスタイルの男女が、道路わきで、 たぶんグーグルレンズか何かを使って、 あちこちに咲いているその花を、話題にしている様子だった。 「紫花菜ですよ」 車を止めて、窓を開けて話しかけたい衝動にかられた。 東京のどこかのお花見動画でも、 「この花の名前は何と言うの?」と視聴者に話しかけていたので、 もしや咲いていて気になっても、あまりなじみのない花なのかも知れない。 春先の、黄色がひと回りしたあとの紫はとても目を引くので、 増やしてみようかと思った時期もあったけど

      • 泥まみれの花畑の結末*植物の声を聞いた日

        ほんの数年前のある日。 上流の山の泥を含んだ鉄砲水が流れてきて、 私の花畑が黒い湖になって、ただ、黒の広がる空き地みたいに変わった。 まだ春の足音も聞こえない寒い時期だったので、 これといった変化は、その黒の広がりだけだった。 その黒い湖状態を見た時に、なにもかもやる気が無くなりそうだった。 スムーズに流れて行かないのは、 いまだ復興工事が終わっていないせいかもしれない。 地盤沈下した土地の傾斜具合がちょうど、 道路よりも、こちら側に流れやすかったのかも知れない。

        • 漢の人生の「イメージの詩」*反デジタル・アウシュビッツ*歌いつがれるべき

          1970年代前半までの学生運動が、さかんに行われた時代。 私にとっては、後になって意味を知るニュースでしかないけれど、 フォークソングと言う泥臭いメッセージ性のものが歌われた時に、 突如として字余りな普段着のような歌詞に、ほんわかのメロディ。 ( 吉田拓郎の曲みたい )と気づいてしまう個性ってすごいと思う。 今の混沌さに入り組んだ、単純で即物的が好まれる時代には、 この歌詞ってどういう意味なんだろう?と面倒に思う若者は多いのかも。 パラレルワールドのような詩の世界に、

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        記事

          世の中はいつも子供が作る*鯉のぼりがはためく家族の風景

          端午の節句が近づいてきた。 あちこちで鯉のぼりを目にすることが多くなる。 色褪せた木綿の鯉のぼりは珍しいが、 一軒のうちで十近くの鯉のぼりがはためいていたのを目にした。 もしやお父さんとおじいさんとひいおじいさんのと、全部集めた? でなければ、時々新しいのを買いたくなる鯉のぼりフリークがいる? 我が家の愛犬は男の子だったので、サークルの入り口に、 スーパーで買える、お菓子付きの鯉のぼりをくくりつけていた。 そんな鯉のぼりをたくさん収集して、ひとつの綱に通し、 玄関

          世の中はいつも子供が作る*鯉のぼりがはためく家族の風景

          里山の風景*心が満ちる日*お花見

          今日はちょっと楽しいことがあった。 まず友人と会った。 どうして楽しそうな顔をしなくなったの?と、 思い出の中の彼女を思い返して不思議に思っていた。 そりゃあ、私のようなおバカでもなく、 どんなルールも守る、真面目で大人な彼女だったけれども。 でもある夜の恋バナで、リンゴのように真っ赤になったのを目撃している。 今は顔じゅうにグレーのフェイスマスクを貼り付けているみたい。 帰り際に息を弾ませて、おせんべいを持って私を追いかけてきた。 「待って待って。これ美味しい

          里山の風景*心が満ちる日*お花見

          明日へのときめき*憧れのスイートピー

          あちこちに咲かせる花は、 毎年忘れずに出てくる宿根草や多年草が多いけれど、 それだと、花の時期がどうしても短いものばかり。 その年限りの一年草は、花の時期が長いので、 気分でお気に入りを種まきしたり、苗で購入したりする。 土いじりをしてると、過去の反省は多々あれど、 今度はこうしよう、次は何をしよう、来年はこうしたい、と 未来のことばかりに思いが向くので、とても健康的だと思う。 通販カタログやネットの写真や動画を見ても、 本物を見てみないことには、やはり実感がわかない。

          明日へのときめき*憧れのスイートピー

          クローバーの草原*過ぎていく時間の合間に見る夢

          大変になってたことに気づいた。 これは私にとっては一大事。 ひとは見たいものしか見ないというのは、本当なんだなぁと愕然とする。 愕然としても、もはやしょうがないので切り替えていくしかない。。。 (そんなことは数え切れないほどあったのだから、今さら) ひとの思いというのは、 掛けた時間に比例して、良くも悪くも、その思いというものが強くなる。 ひとはお金よりも、時間に価値を置くのだと思う。 被災して数々を失ったけれど、 500円玉貯金箱への未練は、しばらくグチグチ言

          クローバーの草原*過ぎていく時間の合間に見る夢

          夏雪草*セラスチウム*白く染まる5月

          いま、大体仕事一割、自分一割、家事一割、花が七割を占める頭の中。 太い波のように、四方に列を作って咲いている黄水仙が、色褪せはじめた。 ほんの少しの黄色の汚れに、(さあ、次の仕事は?)と心はやる私。 毎日のようにちょっとだけ、何か、植物のサポートをしている。 ツルニチニチソウのランナーを誘導し直す。 クレマチスの伸びた茎をからめ直す。 虫よけの薬を根元にまく。 大事なのは咲いた花をちゃんと眺めてあげること。 眺めながら、どこをどのように手入れしようか考える。

          夏雪草*セラスチウム*白く染まる5月

          桜の最終走者が姿を現す*小さな桃源郷

          私の花畑は当初、しだれ桜一本のみの、ただの空き地の予定だった。 あれよあれよと言う間に、誰かに働かれさるように動かされてゆく。 或いはわらしべ長者的な? それで私の意志も混ぜ込んで、ようやく、 野菜少しと花を混ぜたポタジェガーデンにしようと決めた。 現在、御殿場桜と値札につけてあった、八重の豆桜が絶賛開花中。 この桜は植えた翌年から、あふれるように咲いてくれてたけど、 暑い、異常気象といっても、咲く時期はいつもと同じだと教えてくれてる。 最初にしだれ桜一本植えたの

          桜の最終走者が姿を現す*小さな桃源郷

          消えてなくなれ*分析しづらい自分の気持ち

          一度、誰かを苦手に感じてしまうと、その思いはなかなか変更できない。 相手を思考にも視界にも入れないように注意する。 そういう人は大抵、なぜか私を好意的に思っていないはずで、 嫌い、とまではいかなくても、 「あの人は傷つけていい人」とか 「あの人より自分の方が何かにおいては優位だ」とかいう理由がある。 まあ、逆にいえばそういう形で頼っているとも言えるんですけど。 普段は鈍感力旺盛な私でも、練りに練った皮肉とか、 じわじわと貶める物言いとか、女性特有のへりくだり方とか、

          消えてなくなれ*分析しづらい自分の気持ち

          自分の「好き」だけが盾になる*心の中の司法取引

          春の、少し暑すぎる陽気と風は皮膚に心地よい。 鮮やかな原色の出現の風景に目が喜ぶ。 軽くなった衣服に、その肌の色の露出に、心が華やぐ。 私は声フェチだ。 私の耳はもしかしたらナーバスなのかも知れない。 あまり良い方の意味ではないけれど。 聞きたくないものは聞かないように出来上がっているけれど、 時として、ゆるい心構えになると聞いてしまう。 それは凝縮して聞こえて、自分の脳かどこかに広がった時に マイナスの意味程速いスピードで私を包んでしまうので、注意する。 男

          自分の「好き」だけが盾になる*心の中の司法取引

          涙と怒りと恨みの行き着く先*命の軽さ

          前日に定期的に書き込む記事を上げた。 タイトルはまだ一度しか変えていない。 「書くことよりも生きる事の方が大事」という言葉を、 自分への励ましとして記事を上げ続け、今、「さよならだけが人生だ」と、ふわふわした足元を確かめるように、現実と向き合っている。 昨日は朝起きたら、両肩をつかまれるように重かった。 何かの暗示なのかな、と思って少し悲しい気分になっている。 隣のうちの赤い瓦屋根が朝の太陽の光を受けて、つやつやと輝いている。 今日も暑いのだろうと思う。 黒っぽ

          涙と怒りと恨みの行き着く先*命の軽さ

          さよならだけが人生だ*毎日note240日を前に

          井伏鱒二の名訳がこうだ。 この盃を受けてくれ どうぞなみなみつがしておくれ 花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ 30日ごとに自分の思いを綴っている。 ふと、これは終活のひとつなのかな、と思って見たりする。 長生き家系ではあるけれど、いつどうなるか分からないし。 娘達には長い長い遺言にもなってくれるかも知れない。 ここに彼女たちの見知った母親がいるだろうか。 noteを漂流していると、いろんな文章といろんな思いに出会う。 好みの料理が載ったテーブルで、

          さよならだけが人生だ*毎日note240日を前に

          幸せのかたちあらわれる4月*新しい親子

          年上の友人の娘さんと、少しばかりの親交が続いていて、 本当に久しぶりに連絡を取った。 新しい土地での新しい生活も落ち着いたかと思えば、 ご主人が、遠く離れたところへ転勤し、 スーパーや街角の「初めて見るシリーズ」の画像と共に、 沖縄になじんでいく楽しそうな様子に安心していた。 久しぶりといっても、こちらは365日の一日一日は、 特にこれといった変化もなく、そもそも変化のない平凡な毎日が、 ありがたい、と言える年齢なのだけれども。 彼女は大きな変化の真っただ中にいた。

          幸せのかたちあらわれる4月*新しい親子

          阿里山高山烏龍茶*味わい深い台湾

          しばらく放っておいた娘のお土産のお茶。 「うん、少し飲んだ飲んだ。美味し~」 「ちゃんと飲んでね。阿里山てパワースポットらしいよ」 感想もないので、まだ飲んでないことが発覚してるかと思う。 なぜかというと、ちゃんとした中華料理は少々苦手だし、 烏龍茶も独特の味わいがいまひとつ、なんというか、濃さなのかな、 それほど好んで飲みたいと思うお茶ではないからだ。 しかも免税専売品のようで、金ピカピカの箱の中に、 これまた金ピカピカの茶筒が入っている。 中を開けてみると、鳥

          阿里山高山烏龍茶*味わい深い台湾