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少女たちはコスモス*やばいものが好き*近田春夫

ミュージシャンとしての近田春夫は好みではないが、
音楽評論家としては尊敬している。
ひところ、言う事を聞いてたら「間違いがない」と知り、
男は見た目では計り知れないと、最初に思った方だ。
でもいい感じに年を重ねた顔だと思う。
私の中では優れた音楽評論家だと念押しします。

きっかけは某週刊誌の近田氏の連載記事だ。
読むたびに「ほー」とか「へえええー」とか
「ふうむ」というような言葉が付いて出る。
一曲は事細かに解説して、
もう一曲は「言わなくても分かるでしょ?」みたいに
一言でぶったぎるかサラリとかわす感じで、
読者を対等に扱う。何年もずっと読んでないけど
今はどうなんだろう。

好きをここまで昇華させてるんだ。
その節はお世話になりました。

彼の賞賛の中で、お気に入りになったアルバムのひとつは
Double(ダブル)のcrystal(クリスタル)だ。
CDは2度購入して飽きるほど聴いた。
パワフルな声が交差するグルーヴィサウンド。
姉妹の二人が、二人で絵になる。

何度も聞くたび、心を震わすリズムは深く染み込む感じ。
好きになった【For me】は誰が作曲?と
想ったら筒美京平。え、こんなところにも。
さすが。侮れない昭和の怪物。

姉のSACHIKOが、
25歳という若さで亡くなったのがなんとも惜しまれる。
唯一残された姉妹のアルバム。
その後「BLACK DIAMOND」で、安室奈美恵とコラボするなど
順調な活躍をみせた妹のTAKAKO。

SACHIKOがいたらどうだったんだろう?
どんなゴキゲンな音楽だったんだろう?
数少ない、私が考えてしまうタラレバ。秋のせいかな。。。

お彼岸もすぎましたね。
これから寒さに向かう季節。

いろんなものが後ろに通り過ぎていくような気がして、
やりのこしたことや夢中になれないこと、
そう、私なんかは、続かない今年のアレコレを振り返り
(やっぱ私って駄目なやつぅ~・・・)と感じる季節ですかね。
寒さに突入したあたりは、寒いので、そういう生ぬるい感情からは
離れてしまう毎年な気がします。

ユーミンの曲は好き嫌いにかかわらず、青春の中すべてがあった感じ。
余計に(こういう表現が心つかまれるなぁ)と思いながら歌う。
【私のロンサムタウン】の中で、私の解釈では、
自分の観客を「少女たちは雨に打たれるコスモスのように
手を振ってる」と歌っている。素敵すぎるフレーズ。
新潟からナホトカに向かう船も歌ったご当地ソングらしい。

こういうところがユーミンのユーミンたる所以なのかな、とも思う。
私はいつまでもコスモスの方だ。コスモスの中で遊んでいたい。
風に吹かれるのは良くても、雨に濡れるのは嫌だけど。

好きな曲なのに、男性にバッサリ切られていて悲しい。
それも分かりすぎて、また男性に対しての夢を失う。
分からないんだ。。。
もしかして男性は小さい頃、コスモスの蕾を押しつぶして
ピュッと出てくる楽しい遊びなんかしなかったのかも知れない。
ただちょっとそう思いました。思っただけです。
サルビアの花の蜜を吸って遊ぶこともしなかったのかも。
小さな事象には興味がないんですね。。。

私のnote記事より面白いレビュー↓

こんな私の生ぬるい記事に目を通していただくみなさまには
いつも感謝申し上げます。
スキしていただくと、(まだ書いてても大丈夫かな・・・)と
不安な気持ちが払拭されます♡
これは決してスキの強要ではなく、常日頃のお礼なのですが、
なんというか一度ならず、スキしてくださる方に対して、
心苦しく感じてしまう、風に吹かれるコスモスな私です。

生存確認程度に捉えておいてもいいでしょうか?
前もって、その点をお許しを願います。

いつも読んで下さってありがとうございます。
【For me 】、何か私の気持ちを代弁してる気も。

本日は水曜日ではありますが、心は金曜日です。


花の種じゃなくて、苗を買ってもいいですか?あなたのサポートで世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡