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読書記録_人工知能_20日目

人工知能編第三弾。人間と人工知能は協働できるのか。Harvard Business Reviewより。

機械と争う

雇用機会を奪われないために、人間が取るべき五つの選択肢がある。Step up向上する(自身のレベルを上げ続ける)、Step aside譲る(暗黙知にフォーカスする)、Step in介入する(最新情報ににアップデートし活用する)、Step narrowly 絞り込む(フォーカスをする分野を定めて極める」 )、Step forward前進する(新たな機会を生み出す)。

例えば”絞り込む”。ニッチの世界を見つけ深く入り込む。自分の確かなブランドを築く。機械はどう自分を拡張してくれるのか、絞った範囲から考える。

言語化による抽象性

Googleに代表されるように、多くの情報から類似したデータを探ってくるのは人工知能が得意としてることの一つであると思う。

ただその情報がなんたるかというそのものを理解している訳じゃない。言葉とその物事を結びつける抽象化はかなり難しいようだ。

本を読んで、実際に経験していないことをイメージできるのも人間のに強みがある。この前のロボットの話じゃないけれど、全てを覚えられないし検討もしてられないけど、自分に必要な情報の取捨選択に長けていると言える。本能的といっていいのだと思うけど、これがら生物としての遺伝子というべきか。

人が人たる所以。

人工知能も、何世紀にもわたって、その遺伝子データみたいなものを積み重ねていけるようになったとしたら、どこかで人間を超える知能を身につけるんじゃないかと思う。思考の癖や、勘の再現は可能なのか。

信頼関係を築く

人間がおかしたエラーより、アルゴリズムが起こしたエラーに厳しいという調査結果がある。人間こそたくさん間違えるのに、機械が間違えると、同じことが何度も起きるように錯覚するらしい。

人の不完全さにいるけれど、機械の不完全さには慣れていないということだ。

一種信頼関係が、アルゴリズムと人間の間に生まれ、人間のものより容易く壊れてしまうことでもる。思えばメールができた時も(そして今も)、手紙や手書きの文化に重きを置いているのは、この”信頼関係”によるものなのかもしれない。

どちらの不確実性が高いか、人は上手く判断できていないと思う。どちらが正しいかではなくて。

To be continued...

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