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糸唐辛子デビュー日記

「糸唐辛子を買う」
ささやかな憧れが叶い、糸唐辛子デビューを果たしたことをここに綴ります。

水戸で働いているとき、中華料理屋さんに行って、初めてピータンを食べた。おどろおどろしくも美味なピータンに心躍りながら、同時にはじめて食べたのが糸唐辛子。

唐辛子といいながら、その味はマイルドで、ピリ辛さはありつつも、主張はあまりなく、スジっぽい食感が印象的だった。美味しいとも美味しくないとも思わなかったけれど、彩りが増して美しいな、と思っていた。

その時からずっと糸唐辛子に憧れていたわけではなく、ずっとログインしていなかったInstagramに去年久しぶりにアクセスするようになって、糸唐辛子への憧れが募った。

もともと料理や器がすきだったが、SNSで美しい家庭料理のアカウントを見て、この盛り付けしてみたいな、これめっちゃ美味しそうやな、と想像を巡らす時間が多くなった。そんなときに、彩りを助ける役割として、時々みかけたのが糸唐辛子である。

青ネギや大葉、みょうが、ゴマやパセリなど、彩りや香りを足す食材は多くあるが、保存もきいて、管理が楽なものになると随分限られる。そんな中で糸唐辛子はとても優秀な部類に入ると思っていた。でも、糸唐辛子なくても全然生きていけるしな、などと思っていると、どんどん使うきっかけが遠のいていた。

そんな時に、数ヶ月買うか買わないか悩んでいた竹せいろを思っていた半値で買うタイミングがやってきた。蒸し料理の調理器具は持っていたし、せいろは管理が大変そうやしな…と思っていたけれど、せいろを使って、美味しい時間を楽しむのもいいなと思って思い切って購入した。せいろを楽しむなら「おうち中華」にしよう!と思い立ち、糸唐辛子に至ったわけである。

■メニュー①
・麻婆豆腐
・しろなの胡麻和え
・カニ玉風オムレツ
・ナスのオイスター炒め
・チョレギサラダ

■メニュー②
・ササミの中華ネギダレ
・麻婆豆腐
・チンゲンサイとシャケのクリームスープ
・シュウマイと春巻き
・チンゲンサイと卵のソテー
・ナスとピーマンの味噌炒め

調子に乗って2日連続で、糸唐辛子。彩り力すごい。あるのとないのとで、比較とかすればよかったかも。

結果的に糸唐辛子デビューは大変満足なものとなった。みなさんもぜひ糸唐辛子使ってみてはいかがでしょうか。


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