見出し画像

マルチリンガル育児渦中の3歳。現在の状況は?

久しぶりに、我が家のマルチリンガル3歳児のことを書いてみます。

息子がドイツで生まれて早3年。スペインと日本の親のもとに生まれ、日々3ヶ国語に揉まれながら彼がどう成長していくのかを、ゆるーく記録しているので。


3ヶ国語ごちゃまぜははどうなった?

1年くらい前のnoteで、3ヶ国語をごちゃまぜに使い始めたことを書きました。そして、まだ2語文をちゃんと話さない・・けど、焦らず見守る!という決心も。

1年経って、やっと息子が言いたいと思っているであろうことが、口から文となって出てくるように。少なくとも、日本語は。

時々宇宙語が混ざりつつも、おしゃべりが出来るようになってきました・・!

日本語で2語文や3語文が喋れるようになったのは、1ヶ月以上日本へ里帰りした影響が大きいです。

日本滞在中は、日本の保育園に通わせたり、私が仕事中に実母に息子の面倒を見てもらったり、と彼は日本語のシャワーをジャージャー浴びてもらいましたよ。

おかげで日本語が伸びたのですが、スペイン語の方は停滞中です。日本滞在前にはスペインにも1ヶ月の短期移住したんですけどねえ・・。

今の所、息子の第一言語(学習言語)はスペイン語にしたいと思っているので、スペイン語の幼稚園へ通わせる方向で考えています。

影が薄くなりつつあるドイツ語ですが、保育園ではドイツ語でしっかりコミュニケーションを取れているよう。保育園のお迎え後に、保育園のドイツ人のお友達と遊んでいる時はドイツ語で喋っているのが聞こえてきました。

3ヶ国語ごちゃまぜは減りつつあるけど、まだ各言語ともモノリンガルの子に比べると、まだまだ語彙力や文章力も弱い、という感じです。

今、マルチリンガル教育のためにやっていることは?

1年前から比べて、新しく始めたことは特にありません。毎日の絵本の読み聞かせと、うるさいくらい話しかける、ことくらいでしょうか。

最近つくづく思うのは、マルチリンガル教育のためにはメディアを上手く使うべきだよなあ、ということ。

ストーリー仕立てのアニメや、「お母さんといっしょ」のようなNHKが作っている教育要素のある番組は、親が補えない言葉のシャワーになってくれると思うので。

息子のお気に入り番組は、「機関車トーマス」や「パディントンのぼうけん」です。以前は、電車が動くだけのYou Tube動画がお気に入りで見ていたりしたのですが、あまり日本語のインプットには役立ってないので、徐々に見せないようにしました。

スペイン語に関しては、特にやっていません。毎週義父・義母とテレビ電話するくらい・・。スペイン夫は、スペイン語を教えることに重きを置いていないのです。

息子のスペイン語のインプットが足りていないので、夫の尻を叩いて、息子がスペイン語に触れられるようにしたいと思います・・!

最後に


少しずつ、確実に、息子の3ヶ国語の言語力は発達していってます。確かに、まだまだ3ヶ国語混ざるし、おしゃべりのバラエティーは少ないけれど。

生まれてたったの3年で3ヶ国語をここまで身につけた息子。めいいっぱいの拍手を送りたい!

そして、彼から言語習得に大事なことを見せつけられたのでそれはまた別の機会に書きますね!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?