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【読書レビュー】変わらない家族の愛『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ


ほんタメ!のあかりちゃんが紹介していて、気になった本でした。
2019年の本屋大賞作品です🌸
本当言うとずっと前からタイトルは知っていて気にはなっていたのですが、なかなか読む機会がなく今回たまたま読む機会が出来ました📖

やっぱり本の世界って素晴らしい🌸

凄く良い本で感動しました。
主人公の優子ちゃんが色んな事情で親が変わっていくのですが、その時その時の親達からただただ愛されて育っていきます。

最後には今までお世話になった家族に結婚の報告に行きます。

血の繋がりを超えた家族の愛に、父親、母親の無償の愛に泣かされました。
いつも側にいてくれる家族ってこんなにも大切な存在なんだと改めて気付かせてくれました。

最後まで読んでみて『そして、バトンは渡された』のタイトル見るだけでうるうるきちゃいました。

血のつながりも、共にいた時間の長さも関係ない。
家族がどれだけ必要なものなのかを、家族がどれだけ私を支えてくれるものなのかを、私はこの家で知った。

本当に幸せなのは、誰かと喜びを紡いでいる時じゃない。自分の知らない大きな未来へとバトンを渡す時だ。
あの日決めた覚悟が、ここへ連れてきてくれた。

引用:『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ

胸がじんと熱くなるとても温かい本です。
側にいてくれる人を大切にしようと思えました。

良い作品にまた一つ出会え良かったです。

ぜひ、おすすめなので読んでみてくださいね。
涙腺崩壊しちゃいます(TT)

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