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60年代、流行った洋楽。5

『70年代、流行った洋楽』の60年代版です。
60年代の初頭は、私自身がまだ少年時代。音楽に目覚める以前のことでした。そのうち、ラジオのAM放送やテレビなどから流れる音楽に意識が向くようになりました。そんななか、記憶に残る曲にもめぐり逢いました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけでなく、半世紀よりもさらに前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。

60年代にはこんなことがありました。


夢のカリフォルニア/ママス アンド パパス
California dreamin/The Mamas & The Papas(1965年)

 いいですね。この曲を聴くといつも懐かしさで胸がいっぱいになりそうです。なぜでしょうか。当時のいろんな思い出がよみがえるのかもしれませんが、これといって特にひもづいたことがあったとは思わないのですが……。
   
 中ほどでボーカルに代わってフルートがメロディーを奏でますが、この編曲もすてきで、耳に焼き付いています。
「マンデー・マンデー」と共に、彼らの大ヒット曲です。

1965年発売のシングルで邦題は「夢のカリフォルニア」ママス アンド パパスの代名詞ともなった大ヒット曲です。発売当初は売れなかったもののボストンのラジオ局が積極的に流し続けヒットにつながりました。翌66年には全米No1に昇りつめその後も17週から20週に渡ってランクインを果たし続けた名曲です。いつものように日本語訳はあくまでも私見ですのでご容赦ください。


MrMoonligtt

コーヒー・ルンバ/西田佐知子(1961年)

 西田佐知子さんのカバーで「メガヒット」しましたねぇ~。子供ながらに歌詞の内容もわからないで聴いていたのを覚えています。ひょっとしたらたどたどしく歌っていたかもしれません。将来、自分が毎日コーヒーを飲むことになるなんて、当時は想像すらしていませんでした。

 メロディーが異国的で当時の歌謡曲とは全然ちがっていたでしょう。美人で、西田さん歌がお上手でした。ちょっとハスキーな甘い声で大人の雰囲気に子供ながらに惹かれたんですね。彼女は関口宏さんと結婚して芸能界を引退されました。

コーヒー・ルンバ 訳詩 中沢清二 作曲 J.M.Perroni 編曲 川上義彦 歌 西田佐知子

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コーヒー・ルンバ(モリエンド・カフェ)/ウーゴ・ブランコ
Moliendo Cafe/Hugo Blanco(1960年)

 順序が逆になってしまいましたが、こちらが原曲です。アルパという楽器、音色が何とも言えず魅力的ですね。夜も働かなければならず、恋人と逢えないもどかしさをコーヒーを挽きながら歌う、切ない曲だとは今回知りました。

「コーヒールンバ」(Coffee rumba)は、アルパ奏者のウーゴ・ブランコ(スペイン語版)の演奏で世界的にヒットした曲。原曲は、ブランコの叔父であるベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ペローニ(Jose Manzo Perroni)がコーヒーをモチーフに1958年に作詞・作曲したMoliendo café(モリエンド・カフェ、日本語対訳「コーヒーを挽きながら」)である。

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カレンダー・ガール/ニール・セダカ
Calendar girl/Neil Sedaka(1960年)

 いかにもオールディーズな感じの大ヒット曲。でも、この曲もカバーのほうが記憶に深く刻み込まれているかもしれません。そう、「九ちゃん(坂本九)」がカバーしていたんですね。

カレンダー・ガール/坂本九(1961年)

 結婚した妻の柏木由紀さんとの幸せそうな九ちゃんの写真。訃報を聞いて日本中が悲しみに包まれました。僕ら以上の世代の方たちのこころには九ちゃんはずっと残り続けることでしょう。

大阪府在住で自身の元マネージャーの同年(1985年)9月9日実施予定の羽曳野市議会議員選挙に応援として翌13日に行われる事務所開きに駆けつける途中、日本航空123便墜落事故に巻き込まれ死去。43歳没。

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※素晴木あい subarasikiai さんの画像をお借りしました。


#洋楽
#カバー
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