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潔い

潔い。

そう

潔い。

ある意味人間の一つの美徳のような点でも言われる「潔さ」というもの。

すっきりと、きっぱりと、自らの態度が未練がましくもなく、はっきりとしているような様子であるということか。

日本では武士が政権を握ってから「武士道」というものが重きを置き、それが倫理観を形成するようになってきた面もある。

っとはいっても戦国時代のそれと、太平の世を築くことになる神君の治世での「武士道」というものは何となくニュアンスが変わったものだと思っている。(っというか自分が偉そうに言う事でもないけど…)

まあ、それは良いとして自分は昔剣道を頑張っていた時がある。

まさしく武士を連想するには持ってこいのスポーツだ。

やってた年数はたかだか6年程ではあるが…

まあ、キツカッタ( ゚Д゚)

キツイは、痛いわ、寒い、暑いと中々大変でありまして…

道着や、武具の手入れも特に夏場は気を遣うものであったり、追い込みの稽古など今思い返しても大変なものでありました。

その分、精神面を鍛えられたと思っている。

礼に始まり、礼に終わる。

ある意味「武士道」というものを体現したようなスポーツであると自分は思っている。

何も剣道だけではなく、他のスポーツもスポーツマン・シップであったり、礼節を学んだりと一緒の事ではあると思うが…

ひょっとしたら、その中に「潔さ」もあるのかな。

ただ、人間潔いだけではあかん部分も多様な場面で表れてくると思う。

食い下がらないといけない時もある。

譲れない時もありますよね。

生きていくという事は、そんな部分もあるということなんだろうとは思うけど…

「潔さ」という観念は生きる上で大切にしていきたい要素でもある。

きっとそうだ。

そうそう、潔さで思い出した。

メジャーリーグの球団でフィラデルフィアを本拠地とするフィリーズという球団がある。

ブライス・ハーパーや、トレ―・ターナーらスーパースターや、大谷翔平の元同僚のブランドン・マーシュなどが所属する、今年もワイルド・カードを争う実力のある球団だ。

そしてフィリーズで主に一番打者を務める打者に、カイル・シュワーバーという右投げ左打ちのWBCにも出場していた選手がいる。

個人の主観で語らして頂くが、成績がとてつもなく「潔い」のだ。

何が潔いのか…。

まずは本日(9月20日)までのシュワーバーの主な成績を…

打率 .198
安打 109本
本塁打 45本
打点 99
打数 551
三振 203
四球 120

何か潔くないです?

打率が2割にも満たないのに、本塁打を45本!も打っている稀有なバッターなんです。

そして三振も200を超えているのに、四球もしっかりとナ・リーグ二位に位置する数をもぎ取っているある意味素晴らしいバッター。

安打が109本やから大体5割の確率で本塁打(安打に対して)を記録しているということか。

過去に打率1割台で45本も本塁打を記録している選手はいないらしい(多分)。

極端に言えば本塁打か三振か、だが一番打者として出塁の事もしっかりと考えた貴重な存在のバッターという事か。

これだけ潔いと逆に凄いと思う。

テレビを見てかっ飛ばしている姿をみると、ついつい応援したくなる凄い選手だ。

そんなシュワーバーが所属するフィリーズはナ・リーグに所属する。

こちらナ・リーグのMVP争いはどうやら潔くはいかなそうだ。

連日大谷選手との本塁打争いでニュースになったアトランタ・ブレーブス所属のマット・オルソン選手(現在52本塁打に130打点)や、同僚のロナルド・アクーニャ(3割、39本塁打、100打点、67盗塁!!)に、ロサンゼルス・ドジャース所属のムーキー・ベッツ野手(3割、39本塁打、103打点13盗塁)や同僚のフレディ・フリーマン(.336 26本塁打、93打点)などが本命だと言われる。

中でもアクーニャの成績は歴史的なものだ。

40-40と言われる40本に40盗塁を達成しそうな勢いだ(過去にはホセ・カンセコや、バリー・ボンズ、アルフォンゾ・ソリアーノなどが達成)。

ちなみにオルソンや、アクーニャ選手が所属するブレーブスはとてつもなく強い。

チーム全体が打ちまくっている。

確か本塁打30本以上打っている選手が5人いるんだっけ。

そりゃあぶっちぎって勝ちまくっているわけだわな。

大谷選手の異次元の活躍を見ていて凄いなと感じるが、MLB自体がそもそも凄い選手の集まりなのだなと高次元のMVP争いを見ていて感じるものだ。

そういえば大谷選手は右肘の手術を行い、無事に成功したそうだ。

良かった、良かった。

来年の開幕には打者として復帰ができ、二刀流としては2025年から復帰できるとの事。

身体を大事にして頂きたいと同時に、やはり二刀流を観たいというのもファンならではの心理か。

どうか、肘の傷がこちらは潔く治癒してほしいものだ。

そして日本の野球でパ・リーグではオリックスが3連覇を達成した。

本日の出来事。

出来立てほやほやのトピックスだ。

いやまあ何だかんだと言って2位に10ゲーム差以上を離してのダントツの優勝。

スゲエな。

シーズン前は吉田選手が抜けた穴でどうなるかと言われていたが、3連覇とは凄いものだ。

阪神に、オリックスか…

住んでいるのが関西圏なだけに、この組み合わせで是非日本シリーズを…

っとは潔くはいかない。

2チームとも10ゲーム以上つけての優勝だからもっとアドバンテージをつけてもね~、何て思うが…。

ここは潔くそう決まってほしいものだ。

もし、日本シリーズが関西ダービーになったとしたら、これは是非とも大阪ドームか、甲子園球場に試合を見に行ってみたいものだ。

日本シリーズ何て生まれてこのかた現地で見た事がない。

きっと人生においても貴重な体験になるだろう。

チケットは…

きっと争奪戦だ。

ってか買えない確率の方が極めて高いか。

例えるのは失礼かもしれないが、チケットが当たる確率は、シュワ-バー選手のヒットが生まれる率よりも低いだろう(どうかご容赦を!)。

そして本気でチケットを買おうと意気込み、行動を起こしてみても手に入らなかったら…

きっと潔く諦められないだろう(^^)/

そんな自分をなだめながら、潔くテレビの前で観戦するのがきっと一番潔い楽しみ方なんでしょうね!

そうなるようにまずは、オリックスと阪神が勝ち上がる事を期待しつつ…

今日は夜遅いし、ここは潔く寝るとするか…Zzz…

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!







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