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お医者さんなどの「偉い人」に思う、怒りについて


「(専門的な事は分からないので)すみません。よろしくお願いします。」

この言葉を私はこの3年、繰り返し色々な所で使っている。

心療内科、その他医者などなどの
偉い人の前で使っている。

私の場合、この
「よろしくお願いします。」
の言葉の中には、特に

「(この私のことを、どうか)よろしくお願いします。」

の思いが、多分に含まれている。

この3年間、数多く渡り歩いた心療内科やら、
人事やら、ハローワーク、そして今日も
3つも医者に行き、
この言葉に念を込めて伝え、繰り返し、繰り返し相手に対して
呪文のように唱え続けてきた。

どうか自分のことを助けて欲しくて、
真剣に懇願してきた。

でもこれが、
いよいよもう、馬鹿らしいと思った。

TVドラマの癌患者のシーンにも見られる
先生、どうかお願いします。
に相当するが、

専門的なことを知らない者が、
専門的なことを知る者に対して、

「どうにか良くしてください。」と念を放ち、

それに見合ったか、払い過ぎかも分からない
「それなりの代金」を払っている。

このことに、だんだん
「馬鹿じゃなかろうか」
と思い、
「そんな毎日にもう疲れました」
という思いで一杯である。

うつ病は、癌じゃないけど、何万回も死にたくなった。
自分にとっては、とても重い病気である。


そして、とうとう
そうやって偉い人に一所懸命、頭を下げている自分の姿が、
今日、たまたまガラスに映って、それが見えた時、
自分で自分を可哀想に思った。

どうか、この自分をよろしくお願いしますと、
専門的なことを知っている人に、
呪文を唱えている自分が可哀想である。

実は、
私は先月から、手先に痺れの違和感がある。

だから病院に行ったが、その結果、

脳梗塞の疑い、
糖尿病の疑い、
脊椎症性脊髄炎の疑い

があるのだと。

だから、医者の言う通りそのままに従って、
4つの病院を巡って、MRIに2回、
レントゲン1回、採血1回をし、
無職の私にとっての
それなりの代金を支払って、

結局、「何でもありません」と言われた。

いやいや
私の手の痺れは、そのままありますよ?
と思っている。

この現象は、過去の心療内科でも繰り返し起きた
あるあるである。

それなりの心配をして、
それなりに薬を飲んで、
それなりに代金を支払い、
それなりに時間を費やして
それなりにお願いしますとお願いをした。

私の人生は、こんなことに時間とお金費やすので
OKなのだろうか?


だから、
この怒りをウサギだか、クマだかのイラストに込めて
書いてみた。
(今回のトップ画像)

今まで会った適当なことを言った偉い人を並べて
ハジから順番にビンタをしてみたい。

私は、そう思っている。

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