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【展覧会レポート】東京国立博物館で開催中「聖徳太子と法隆寺展」~音声ガイドは杏さん&三宅健太さん!

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蝉時雨が降り注ぐ真夏の上野公園を抜けて、東京国立博物館平成館で開催中の「聖徳太子と法隆寺」展へ行ってまいりました。
2021年は、聖徳太子の1400年遠忌にあたる年。それを記念した展覧会です。

聖徳太子、法隆寺について、恥ずかしながら、歴史の教科書程度の知識しか持っていなかった私・・・。それでも、「こ、これは!」と知っている名品ばかりの展覧会で、静かに興奮してしまいました。

その一つが、法隆寺にある国宝「薬師如来坐像」。
言わずと知れた、古代仏像彫刻の傑作です。均整のとれた衣の襞の美しいこと!展覧会では繊細な爪の先まで拝観できます。神秘の笑みを浮かべたお像を前にすると、誰もが穏やかな気持ちになるのではないでしょうか。光背の裏面に記された銘文をしっかり見ることができるのも、非常に貴重な機会です。こちらのお像の制作には様々な説があります。謎が多いことも、さらに人を惹き付けるのかもしれませんね。

また、いくつかの異なる聖徳太子像を同時に見ることができるのも、展覧会の見どころです。様々な逸話に富む太子ですが、それに因んだ年齢の異なる像があります。数え二歳にして、釈迦の命日に合掌し「南無仏」と唱えたところ、手のひらから仏舎利がこぼれ落ちたという太子。その様子を表した二歳像の子どもらしい愛らしさと同時に、すでにただならぬ風格をたたえた像が印象的でした。

どの仏像、宝物も、所蔵するお寺を訪ねたからといって、いつも見ることができるわけではないものばかり!また、そのような貴重な品々を間近で見ることができるのも、すごいことです。

ー鑑賞のお供に、女優・杏さんがご案内する音声ガイドもおススメ!

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音声ガイドを鑑賞のお供にすると、展覧会をより一層お楽しみいただけます。女優の杏さんが、法隆寺に伝わる貴重な仏像や宝物をわかりやすく解説!1400年の時を超えた聖徳太子への信仰と法隆寺の歩みをたどります。解説ナレーターは、人気声優の三宅健太さんです。
展示された宝物を見ても、それがどのようにして使われたのか、聖徳太子を讃える聖霊会という法要ってどんなものなのか、なかなかイメージが湧きにくいもの・・・。音声ガイドでは、動画を交えつつみなさまにわかりやすく説明しています。

さらに、音声ガイドは会場での機材貸出に加え、アプリバージョンでも提供されています。アプリなら、スマートフォンを使っていつでもどこでも視聴可能!ご自宅で図録を見ながら鑑賞もできます。
展覧会に足を運びたいけれど、なかなか難しい・・・という方はぜひ、ご利用ください!(すが)

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―展覧会情報

聖徳太子

聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」
会期:2021年9月5日(日)まで開催中
会場:東京国立博物館平成館(東京都台東区上野公園13-9)
開館時間:午前9時30分から午後5時
閉館日:月曜日
*混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)を導入しています。詳しくはこちらから

―音声ガイド情報

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▶サンプルボイス試聴はこちらから
ナビゲーター:杏(女優)
解説ナレーター:三宅健太(声優)
特別収録:法隆寺 古谷昌覚管長ごあいさつ
     聖徳太子1400年御聖諱法要の紹介動画

収録時間:約30分
当日貸出価格:600円(税込み)※おひとり様1台につき。

アコースティガイド・ジャパン公式アプリ「聴く美術」でも好評配信中!
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