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残りのページ数を噛み締めて読む

こんばんは。

最近、気づいたことがあります。読書をしていると、残りのページ数がチラチラ気になります。区切りのいいところまで何ページかな?とか、後何ページで読み終わる!とか。

昨日、NewsPicksを見ていて私の疑問はこれでは!?と思っていたことがあります。

この対談の中で、みんな経験を求めているのに、相手からは「あなたが欲しいのはコンテンツだよね」って言われているというようなことを言っており、まさに私は本を読んでいるうちに自らコンテンツ(情報)を知りに行っているのかなと思いました。

本を読んでいると、小説なら結末はどうなんだ!?とか、新書やビジネス書なら結局何が言いたいんだ?と早く早く進もうという意識を強く感じます。

この動画の解釈が間違っていたら大変申し訳ないです。私にとっては空中戦を繰り広げているように見える部分が大きくて、理解不足は否めないです。そんなよく分からない動画ですが、NewsPicksの動画の中で初めてこの対談を課金してでも見てみたいと感じるくらい魅力があります。(まだ課金はしてないですが)

そんなこの動画の中で、最近流行のタイパ(タイムパフォーマンス)についても対談されてます。サムネイルには『タイパ』を求めるなら生きていない方がいいという名言っぼいことが書いてありますが、理解が出来ていません笑。人間は成長が遅く、投資するだけ無駄ということでしょうか。例えば、戦争などの人間同士の争いは何千年経っても起きていますし。

タイパそもそもの話に戻ると、何でもかんでも仮定を飛ばして結果だけを求めるのが、自ら体験する機会を奪っているというような話もしていた気がします。ファストフード店に並ばないのはバカ(並ぶという体験をカットしている)とか、ネットショッピングも実際の店舗に行くよりも体験が少なくしている(お出かけする準備、道すがらに見るどうでもいい情報など)。

このタイパに対する考えを自分の読書の疑問点に当てはめるなら、ただヌルっと本を読んで、「へー、そういうことなんだ」というよりは、「あー、読みたいけど読みたくない」、「ずっと同じ体勢で本を読んでいて辛い」みたいなモヤモヤした経験を通して、「あー、こんなことがあったけれども読み終わった」という方がいいのかなって思います。

番組なんかで有名人のお気に入りの本のエピソードを聞くと、「学校に帰ってからずっーと読んでましたね」とか、「寝る前に読んで眠れなかった」など、本+何かで本の思い出が語られている気がします。何でもかんでも無機質な情報というよりは、こういった実体験を交えた方がよりいい思い出、経験になるのではないかと思います。


今日はこんな所で。

では。

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