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罪を憎んで、人を憎まず

自分のことを知るために年表を書くことにして9日目。

小学校生活は、私にとって苦しいものでした。正義感という力に抑え付けられて、自分自身のことも他人のことも許せない子に育っていました。

例えば、小学5年生の時、お家の都合で身の回りのことがきちんとできていない同級生がいたのですが、他の子たちからいじめを受けていました。そうなんです。その子をかばったおかげで、私がいじめられることに。ただ、毎日一緒に通っていた友達とあと一人の仲のよかった友達がいたので、私自身は自分を守ることができました。そもそもいじめをするような人たちとはつきあいたくないと思っていましたから。

問題は自分が間違いをしてしまったときです。他人も許せないのと同じように、自分自身のことも許せなくなってしまうのです。

そんな時は、落ちこんだり、自分自身に失望したり。今考えれば、自分のことを間違いを犯さない聖人君主と思っていたということですから、本当に嫌な子ですよね。

今考えると、『罪を憎んで、人を憎まず』の考え方が必要でした。おじいちゃんと一緒に観た時代劇で言っていました。

行動と人格を別々に考えることが必要だと思っています。人は失敗したり、間違いを犯したりします。だからといって必ずその人の人格に問題があるわけではないのです。ただ自分が正しいことをしていると思っている人ほど、行動と人格を一緒にしてしまうのです。

ニュースで見たある高校でカンニングした生徒が『卑怯者』とレッテルを張ってしまい、自殺に追い込んでしまったこともこれに当たります。教育の現場でも起こるもですから、日常にも転がっているはずです。

『罪を憎んで、人を憎まず』を実践できたら、ステキですよね。

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