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冷たいからって優しくないとは限らない


申し訳ないけど、あまり人の噂話に興味がない。

この人とあの人が実は付き合っているとか、あの人が実は離婚していたとか。女性は噂話が好きだ、私は女ではあるが噂話は必要ないと思っている。誰がどんなことをしているのかまるで興味がないし、自分の思うがままに生きていいんじゃないかと思う。人の人生に土足で踏み入るのはどうも性に合わないみたい。

どこの場所にいても他人のことをネタに話す人は必ずいて、トークを繰り広げ始めると静かにフェードアウトする私。そんなことよりも好きなことを共有し合いたいし、自分が尊敬できる人と一緒に居たいと思う。よく職場でもみんなが知っているであろうトピックスのような話でも知らないことが多かった。いつも「知らなかったのあなただけよ」と言われる。まぁ、知ったところでフーン、そうなんだと感じるだけ。

ここまでの話を読んであなたは「あいかもは冷たい」と思うだろう。
私も、そう思う(笑)。


今日、このことをNOTEに書こうと思ったのは毎日読んでいるnoterのtomoさんの記事に影響された。

自分の心の中を全開にして赤裸々に語る彼女のNOTEは詩のようなテイストでわたしの心にスッと入っていく。いつも「うん、そうだよね」と頷きながら読んでいる記事。

私もそうなんですが、「どうしても冷めた目でみてしまう」と言う人は冷めた態度とっちゃうけど敏感で氣にする性格。いろんな人を見てきてるから人の氣持ちがわかっちゃう、だからこそ自分を守るために防衛的に反応しちゃう頭が良くて(勉強じゃないよw)実はやさし~~い人なんです。あなたもそうでしょ?笑

紹介した記事の中の一文だけど、まさに自分のことを語っているかのような文章だった。こんな言葉に出会うと、ほっこりした気持ちになる。
こんな自分でも生きてこられたから、あなたもそのままでいいんだよと近くで言ってくれているようなそんな文章。

自分を「変態」と自負している彼女の世界は独創的でいて面白い。


言われてみれば、私はあまりニュースを見ない。事件や、災害・世界の戦争など衝撃的な映像がたくさん飛び込んでくるものが割と多い。そんな情報を私は無意識に遮断していたようにいる。ニュースで語られる情報を自分のことのように感じてしまい苦しくなってしまうからだ。だから必要以上に自分の中に入れないようにしているのかもしれない。

表から見れば冷たいようにとられる態度は社会の中で生きていくために必要な私の武器だった。

噂話も少なからず嫉妬や暗い部分があって聞いてしまうと自分に向けられているかのように思ってしまう。HSP気質の私にとっては重く受け止めてしまう。そんなことを考えさせられた。


自分を守るために、これからも生きていくために必要なことだけに目を向けていく。それは決して冷たいとは限らない。自分がされたらいやなことはしない、傷つけることを敏感に感じ、できるだけ人に牙をむけないように接する。それは優しさにも取れると思う。

誰かに直接的に手を差し伸べるとか、人に喜んでもらえることをするだとかだけが優しいとは限らない。見守ったり、触れないようにあえてすることも優しさではないだろうか。私はそう思う。

誇らしげに誰かのためにと言える行動はできていない。でも、人のことを自分のことのように考えることはできる。



あなたのまわりにいる冷たい誰かも実は繊細な人で目立ってはいないけど、本当は優しい人なのかもしれません。もう少し温かい眼差しで見てみませんか?


もっとその人のことを上辺だけではなく本当の部分を見れる観察眼を持っていたい。

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