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仕事のことを考えるのは、きっとわかってほしいから

今日は夕方まで寝ていた。また一日を無駄に過ごしてしまったとけだるい体を起こした。夢の中の私は、仕事に行く準備をしていた。早くいかないと遅れると急いでいるのにたどり着けない。とうとう始業時間が過ぎてしまって「今から家を出ます」と職場に電話していた。思い出して、ため息をつく。仕事のことを考えるとどうも気分が悪くなる。どうしてもこのスパイラルから抜け出せない自分に吐き気がしてしまう。わかっている、本当はこんな生活じゃあいけないってことは。どうにかして元に戻らなければと焦れば焦るほど後戻りしてしまう。

仕事の夢を見たのは昨日の電話のせいだろう。母に休職が延長されたことを告げると「困ったね」と一言いった。そんな言葉が深く心に刺さった。心配していってくれるのは痛いほど感じているのに、仕事ができない自分を責められているみたいで涙がでた。何もできない、生きることしかできない私。いつかみんなに相手にされなくなってしまう、それが怖かった。本当は話を聞いてほしい、共感してほしいと思っているのに、だれとも会いたくないと考える矛盾な心を抱えている。


うつになってから、心の中を書き留めるために始めたTwitter。多くの人が世間には言えない叫びを自分なりに表現している。その言葉を見て同じ思いでいる人がいる度に勇気をもらっている。今まで一緒にいた家族でも理解できない症状を見ているかのように代弁してくれる。抱えていた不安が少しづつ消えるようで嬉しかった、私だけじゃない申し訳ないと口にできなかった気持ちを肯定してくれるようだった。大丈夫だよと言ってくれているようで。

きっと、うつという病気を肯定してしまうとダメなんだろうな。根性論で頑張っていた人達、自分の全力を注ぎこんで仕事をしている人達、頑張ったら報われると信じている人達、過去に支えた人がいるから今の日本がある。簡単にうつを受け入れると、今までの価値観が壊れてしまう、だから否定しないといけない。私も頑張らないといけないとか、くよくよしたらいけないとか「こうあるべき」というものをもって生きてきた。病気になったらすべてが無駄になった。築き上げてきた経験を捨てるのはすごく怖い。


行きたくても行けない、やらないとと思ってもやれない、治そうと頑張っていてもなかなか治せない。矛盾した気持ちをめんどくさいと思わないでください。見えないかもしれないけど数ミリだって進んでいるのだから。理解してほしいうつという病気を。理解しようと考えてくれるだけで救われるのだから。



今日は、ほぼつぶやきのようなNOTEになってしまいました。

最後まで記事を読んでくれてありがとうございました!