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朝の幸せ

こんにちは、愛音です

朝起きて部屋の雨戸を開けたとき
どこかの家から魚を焼いているような香りがした

ああ、私は起きたばかりだけど
もう朝ごはんの準備しているんだ

顔を洗ったり、服を着替えて、
神様のお水を変えるなどいつもの朝の準備
全部終えるとヨーグルトとシリアルを出して
インスタントのカフェオレを淹れた
リビングのカーテンが風で揺れたとき
チン!と軽い音が外から聞こえた

今度はトースターの音だ
私もこれから朝ごはんですよ

私が起きたばかりのとき
ある家ではもう焼き魚を準備している時間で
私の朝の支度を終えたときには
別の家からはトーストが焼けたことを
知らせる音が聞こえた

時間は平等に流れている
遅すぎるとか、早すぎるはない
周りのスピードに惑わされずに
自分時間が心地よいことを忘れたくない

私は仕事をしていない
探してもいない
焦りがないと言ったら嘘だけれど
今は動けないことを自分自身知っている
なぜなら、他人が、生きることが怖いからだ
こうなってしまったら動けない
働きたい気持ちだけでは働けないのも学んだ
心と体が整わないと身動きできない

ズルいだろうし、甘えている、
でもまた私のことを殺すことは出来ない
しばらく今の生活を続けるつもりだ

よその家からの焼き魚の香ばしい香りと
トースターの軽い音を聞き
朝の始まりを感じる生活
もう少しすれば庭の金木犀が咲き
その香りから心が落ち着くだろう

私は支援者に戻れるのか?
今日はそういった難しいことに
頭を使うのはよそう
せっかく焼き魚の香りと
トースターの音が聞けた
心地よい1日が始まったんだから

インスタントのカフェオレは
いつもお湯は少なめで味を濃くしている
今朝の濃さも合格点だ
合格点をカフェオレを飲みながら
今日は何に時間を使おうかと
優しく自分に問いかける

*愛音*

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