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こんな大人がいても、いいんだよ

こんにちは、愛音です。

来週35回目の誕生日があります。35年生きてきた感覚はなくて、14歳からの21年間の方がいろいろ詰まっています。
14歳。人生が真っ暗になり、ガラガラと築き上げてきたものが壊れていった年。15歳には精神科への通院が始まりました。人生なにが起こるかまったく分からないです。

10代はよく両親に「生まれちゃってごめんなさい。もっといい子が欲しかったよね」と生まれてきたことと、悪い子になったしまったと謝っていました。また誕生日前になると心は大きく乱れて泣き叫んでいました。「生きていたくないのに!誕生日は嬉しくなんてない!私の時計を止めてよー!」誕生日が嫌なのは生きることを望んでいないことと、私がなにも成長せず年齢だけ重ねていくことへの怖さもありました。
同級生は高校生になって、受験して大学生になって、就活して社会人へ、という大まかなレールがある。私はというとない。毎日死んでるか生きてるか分からない生き方しかできず、薬を何錠も飲み、精神科に行っている。このまま大人になるのが怖かったです。

大学受験の大変さも、就活の厳しさも知りません。でも、私なりに生きています。苦しい時は今も容赦なくやってくる時があります。ストレスで高熱を出してうなされるときもあります。だけど自身の過去と障害を使う仕事が出来ています。命の無駄遣いと称したあの生き方があったからこそ、今は仕事が出来ています。

勉強も受験も知らないけど、生き方についてはきっとあの14歳の教室にいた誰よりも知っている。今も1日に6錠の薬が必要で、定期的に通院を続けているまま大人になったけど怖くない。いいじゃない、こんな大人がいたって!!必要としてくれる人や場所を探せたら、自分らしく歩いていこう。胸張って、堂々として、自分のことも相手のことも大切に思いながら生き続ければいい。

だからね?怖くないよ、大丈夫、とあの時の私に教えたいです。
待っててね!35歳の私!!

*愛音*

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