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宝石よりも力強い輝きのコトバ


#君のことばに救われた

こんにちは。「君のことばに救われた」をテーマで今回は書かせていただきます。
プロフィールにザザッと書いていますが私は統合失調症の他にも精神的な病と共に生活しています。今ではだいぶ症状も落ち着いているので仕事など頑張れています。

だけど当然不登校に追いやられたときは心はボロボロでした。今でも思います。なぜ彼ら彼女らは50分普通に授業を受けれなかったのか?そんなに難しかったのか?など。
授業妨害に負けたくなくて意地で通いましたが、限界がきたんです。校門をくぐるのが怖い。下駄箱で上履きに履き替えても階段を上る力がでない。やっと振り絞った力で自分の教室まで行っても座って待っているのは9時から4時まで続く授業妨害だけ。

地獄のクラスだったけれど小学校からの親友Yちゃんと同じクラスだったので救われたときが沢山あります。最初はお互い愚痴の言い合い「普通に授業したいよ!!」「もういっそキレたいくらい~!!!」それでも心はボロボロになってきた私は愚痴すら言えないくらいになりました…。記憶ではボロボロになってきた私がYちゃんとどんな会話をしたのかサッパリ消えているので話が飛びます。それはもう教室に入れずに保健室登校をしだした3学期のこと。Yちゃんは保健室へ来てくれてこう言いました。

「いつでも愛さんが戻ってきていいように、居場所作っておくからっ!!」

なんで?と聞き返すとその答えが。

「だって小学生のとき沢山助けてもらったよ。それに、、、愛さんが保健室登校にならなかったら、私がなっていたと思うし、、だから今は私が愛さんの居場所作るの」

居場所を作っておくから。それは過去に助けられたからで、私がYちゃんより先に倒れたからYちゃんは私のために居場所を作ると言ってくれました。
これは医師やカウンセラーから言われた言葉よりも胸を熱くさせて、記憶にはっきりと残っています。

Yちゃんは最高のプレゼント、メッセージ、それを卒業文集に残してくれました。友達の大切さを書いてあって「Yちゃんらしなあ、、」と読み進めると、ある友達からこう言われたと書かれていました。

「Yちゃんがいてくれてよかった」

Yちゃんとは小学生のときのあだ名で、中学では彼女をYちゃん、と呼ぶのは私くらいでした。だからその一行からこれは私が伝えた言葉だというのがすぐ分かりました。

あなたはいますか?誰か1人でも、この人がいてくれてよかったと思ったとき。
そしてどんな宝石よりも力強い輝きを放つ言葉を言われたことは、ありますか?

*愛音*



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