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毎日の献立をサクッと決める3ステップ

 どんなに料理が好きでも、365日3食を「どうしようかな」と考えて準備することは、時にしんどくなりますね。
 小さな子どもがいて食べられるものが限られたり、節約を頑張っていれば、余計に献立を決めることが大変になっちゃいます。

 今回は、誰でもサクッと献立を決めるコツを3つ、ご紹介します。

1.どんな味が食べたいか?決める



 お子さんでも、パートナーでもなく、自分自身が、どんな味のものを食べたいかな?と思い浮かべてください。
 醤油味?味噌味?中華味?素材そのまま?トマトソース?甘じょっぱい?酸っぱい?など。

 ここでポイントになるのは、まず最初は「食べたい味」を思い浮かべること。最初に冷蔵庫を開けて、「今ある食材から、何が作れるか?」を決めてしまうと、途端にメニューが思い浮かばなくなります。もしくは、「いつも同じ、お馴染みメニュー」ばかりが浮かんでくる結果になります。

 良く食べる味の調味料の割合いをメモしておいたり、「お気に入りのタレ」、「大好きなドレッシング」があると、心強いです。

<煮物・醤油味のもの>
醤油:みりん:砂糖:お酒=2:1:1:1
<照り焼き>
醤油:みりん:砂糖=2:2:1
<中華サラダ味>
醤油:お酢:砂糖:ごま油=2:2:1:0.5

 こんな感じで、キッチンの目につくところにメモがあると、いちいちスマホを見る手間が省けますよ。

2.どんな食感が食べたいか?決める

 次に、どんな食感で食べたいか?思い浮かべて下さい。

「サクサクッ」「カリカリ」「ふんわり」「しっとり」「もちもち」「ヌルヌル」「つるつる」などなど。
 これらの食感をどう出すか?で調理方法が変わってきます。

サクサク感 → パン粉をつけて揚げる
カリカリ → 油を引いたフライパンでカリッと焼く
つるつる → 麺状のものを茹でる
もちもち → 片栗粉を混ぜて、茹でる or 蒸す

など

 「結局いつも、同じ味になってしまうんです」というお悩みを良く聞きますが、よくよく話をお聞きすると、「味」に飽きているというよりも、「食感」がいつも同じで飽きてしまっていることが多いです。毎日食べるお味噌汁が飽きないのは、具材の素材そのものの旨味や食感が違うからです。

3.家にある材料から、作れるものを考える

 そして最後のステップで、やっと使う食材を確認します。家にある材料や、これから用意できる食材から、何が作れるか考えます。
 作りたい「味」と「食感」が決まっていると、ある程度どんな食材でも、美味しく作ることができますよ。

例えば、 冷蔵庫に鶏モモ肉があったとして

中華味×サクサク×鶏肉なら・・・「油淋鶏」
中華味×なめらか×鶏肉なら・・・「鶏のチリソース煮」
醤油味×サクサク×鶏肉なら・・・「鶏の唐揚げ」
塩味×しっとり×鶏肉なら・・・「茹で鶏」
など

 もし、冷蔵庫に入っているものが、豚肉だったとしても、ちくわだったとしても、これに当てはめて考えると、「自分が食べたいなぁ」と思い描く料理を作ることができます。

子育て中だからこそ「自分の食べたい」を大切に

 妊娠中の体調管理から始まり、子育て中は自分の「やりたい」「こうしたい」を後回しにすることが多い気がします。「子どもが沢山食べてくれるものを、作りたい」という母心も、とても良く分かります。でも、「せっかく作ったのに、食べてくれない」となると、とっても悲しくなりますね。
 それよりも、「自分が食べたいもの」を作って、自分がニコニコ食べる方が、結果的に親も子も笑顔で過ごせるのかもしれないな、と思います。

 毎日、家族のために、ごはんを作ってくださり、ありがとうございます。ぜひ、ご自身の「食べたい」を大切になさって下さいね。


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