見出し画像

【生後6ヶ月~7ヶ月】どんな遊びをしたらいいの?遊び方のコツ

生後半年ころは、赤ちゃんの好奇心や探究心が高まってきます。
この記事では、赤ちゃんの気持ちを満足させられるよう、どんな風に関わっていけばよいのかを解説します。


低月齢の赤ちゃんの遊びについては、以前の記事で解説しています。
ぜひ合わせてお読みください。

【生後2ヶ月~生後3ヶ月】どんな遊びをしたらいいの?遊び方のコツ。

【生後4ヶ月~生後5ヶ月】どんな遊びをしたらいいの?遊び方のコツ。

1.生後6~7ヶ月の赤ちゃんの様子

生後半年の赤ちゃんは、個人差が大きいですが、おすわりやハイハイができるようになってきます。おすわりのまま、お尻を使って移動する子もいます。自分で体を動かせるようになるので、今まで以上に人との関わりを求めてきます。
お母さんやまわりの人と、一緒に何かをするのが楽しい時期です。
家族や親しい人と、他の人を区別できるようにもなります。そのため、知らない人に対して「人見知り」をする子もいます。

2.具体的な遊びのご紹介

①お名前を呼ぶ

生後半年くらいから、自分の名前がわかるようになります。呼ばれると、呼んだ人の方を向くようになるでしょう。
お名前を呼ぶと、「あぅ~」などと返事をしてくれることもあります。そんな時には、「お返事がじょうずだね~」とか、「パパはここだよ~」など「おしゃべり」をしてみてください。
そのようなやりとりの中で、赤ちゃんは「自分が期待をすると、相手がそれに応えてくれる」という経験をします。人と人との大事な関わり方を学び、人を信頼できるようになります。

②鏡遊び

赤ちゃんに鏡を見せて、「これは○○ちゃんのおめめ」「これは、おくち」「おはなだよ」と、見せてあげます。
軽く触れてあげるのも良いでしょう。
赤ちゃんは遊びを通して、「身体の各部位に、名前がある」ことを学びます。また、赤ちゃんの身体は触られることで、刺激を受けて、細かい機能が発達していきます。

③まねっこ遊び

赤ちゃんに「バイバイ」と手を振ったり、口笛を吹いてみせます。
赤ちゃんも同じように手や唇を動かそうとするでしょう。
鍵盤など、押せば音が鳴るおもちゃを押してみるのも良いでしょう。

3.赤ちゃんへの対応のコツ

寝返りやハイハイができるようになる時期は、赤ちゃんの行動範囲も広がります。赤ちゃんが過ごす場所に、はさみや電池などの危険なものがないか確かめましょう。ヘアアイロンのコードを引っ張ったり、熱い飲みものの入ったマグカップを倒したりして、ヤケドをする危険もあります。

また、この時期は、言葉をたくさん吸収する時期です。
赤ちゃんから言葉が出てくるのは、まだまだ先ですが、話す準備をしています。周りの人の言葉を繰りかえし聞くことがとても大切です。たくさん語りかけてあげましょう。

4.おわりに

行動範囲や「できること」がぐっと増えて、目が離せなくなってきます。
赤ちゃんが起きている時間にしっかり向き合うには、親はスケジュール調整が必要になるかもしれません。

赤ちゃんと「やりとり」ができるようにもなります。この時期に「信頼関係」ができると、後の子育てがとても楽なものになるでしょう。
ぜひ、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでみてください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
助産師hana【子育てを、安心であたためる】

妊娠出産・子育てが、人生を彩るしあわせになって、たくさん花咲きますように。
親子の暮らしの中で見つけた、しあわせの種やその温めかたをnoteでお伝えしています。
ぜひフォローして下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?