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そのままの姿で

作者とは、作品を通して唯一みえるひとりの顔だというのなら、どんな病を背負っていても、このまゝの状態でありたい。そんな最中だから詩が書けるように、作品が認められるならば、作者の(我が)状態を受け止めていたい。わたしの書くものが認められれば、わたしのような苦境のさなかにいる状況の人も認められ、受け止められる一端になると思うから。なぜなら、そのくらい、己が書くもの(作品という創作物)と、それを産み出す自我の状態というものを、愛してしまっているから。

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