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食べるということ

おはようございます!ランニングコーチの大野です。

今日は「食べる」ことについて。
皆さん食べることは好きですか?
僕も大好きです。人間の根源的な欲求ですから当たり前なのですが、、

食べるという行為には
・生命維持、エネルギー供給
・幸福感を得る
といった効果があります。

しかし、一方で食べることによって起こる弊害もあります。
ここまで考えているランナーは少ないです。
食べるということを理解すると、何がいいのか。
身体のパフォーマンスアップはもちろん、食に対する意識が変わります。
意識が変われば、行動が変わり、行動が変われば結果が変わります。

今日も非常にためになる話ですのでぜひ最後まで読んでみてください。

食べるということは成長する=老化

僕たちがなぜ食べるのか?は冒頭で簡単に説明しました。
・生物学的観点
・心理的観点

では、食べることで起こる弊害はあるのでしょうか。

あります。

大きく分けて
・老化する
・人間は食べたもので形成される

という点です。詳しく見ていきましょう!

食べると老化する

非常にショッキングな事実ですが

食べると老化します。
なぜなら、食べるということはすなわち成長することであり、言い換えれば「老化」するということです。
これは、とんでも理論ではなく最新の研究では明らかになっていることです。
詳しくは下記の本を見ていただきたいです。


特に面白いエピソードは「無病法」のルイジ・コルナロの生い立ちです。
彼は16世紀の貴族でした。
貴族である彼(30代か40代あたり)毎日好きなものを食べ、好きなように暮らしていましたが、ある日病気で倒れます。
医者に「このままでは数年で死んでしまうでしょう。まずは少食にしてください。」
というアドバイスを元に食事回数を1日1食にしたところ、身体はみるみるうちに回復、余命数年と言われた人が結局102歳まで元気に生きたという話です。
しかも、当時の時代の平均寿命を考えるととんでもなく異常であり、ただ生きているのではなく、90代になっても登山やスポーツをしていたという。

つまり、何が言いたいかと言うと、食べるということは身体に相当な負担をかけているということです。
一節には食べるという行為は「フルマラソンを走ったくらいの負担をかけている」とも言われています。
なぜ、犬や猫などの動物は、体調を崩すと何も食べずにじっとしているのか知っていますでしょうか。
実はあれも、身体を回復させるためです。


僕たちは食べたものでできている。旧石器時代にがんは存在しなかった

僕たちの身体は食べたものでできています。
身体に悪いものを摂取していれば、病気になるリスクは高くなります。
面白いデータがあります。
旧石器時代の人たちは、がんという病気は存在しなかったという研究結果が明らかになっています。
現代でも先住民と似た暮らしをしている部族のがん罹患率は非常に少ないことがわかっています。
がんは糖質を摂取するようになったこと、ジャンクフードの発達によって生まれた言わば現代病というわけです。
つまり、正しく食べないと老化に繋がるし、病気のリスクを高める=死に近づくという。

余談ですが、
「昔の人は平均寿命は短かったはず。少食なのに長生きしないのはおかしくない?」
と思った人もいるかと思います。これは単純に医療の問題ですね。
感染症や病気に患った場合の亡くなるリスクが高かったためです。
医療が発達していれば、普通に長生きしていたという研究結果があります。

正しいものを正しい量で

では、どうすればいいのか。
結論はシンプルに「正しいものを正しい量食べましょう」です。
皆さんもジャンクフード、お菓子が体に悪いといった情報はなんとなく理解しているはず。
あとは実践あるのみ。
今回の記事で知識を得たと思います。
「老化したくないな」
「病気したくないな」
そう思って少しでもそれらの食品を避けてもらえたらと思います。

まとめ

今回は食べるということについてわかっている事実をご紹介しました。
食べることが好きな人にとっては残酷な真実でしたね。
しかし、これから長く楽しく美味しいものを食べるためにも正しい知識を持って今の食事と向き合っていきたいですね。
今回の記事では触れませんでしたが、少食にすることでオートファジーの効果で免疫力の向上、細胞の新陳代謝による効果などといったことは割愛しました。

おまけトーク

1日三食はマーケティング?

僕たちは1日3食を食べています。
では、なぜ3食食べているのか考えたことはありますか。

実は3食になったのは江戸時代からと言われています。
それまでは1日1〜2食。
なぜ徐々に3食になったかというと、いろんな説がありますが電化製品の発明と言われています。
エジソンがトースターを開発し、たくさん売るために朝にパンを食べようとマーケティングしたこと、電気の発明で夜を過ごす時間が増えたためといった理由があります。
エジソンが発明品を売りたいから「わたしは毎朝トースターで焼き立てのパンを食べている!」と宣伝したとか。
普通の人にとっては3食は実は食べ過ぎなのです。
僕たちが特別悪いものは食べていない、いつものように3食食べているのになぜか太るのは
「3食食べているから」
です。

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