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安心して逃げていい。休んでいい。何もしなくていいよ。


わたしの愛犬は、特定の状況下で、他犬に対して吠えるという行動が出ます。

現在進行形で、日々環境を整えながら、愛犬が “自ら” 吠えないことを選べるように取り組んでいるわけですが。⁡

少し前、想定外の出来事により、愛犬を吠えさせてしまう場面がありました。しかも2日連続で。

⁡以前だったら、「失敗させてしまった・・・」「よくない経験を重ねてしまった」と落ち込んだり、自分を責めたりして、後悔を引きずっていたと思います。

そして、その失敗をなんとか取り戻そうと必死になって、がむしゃらに行動したりして。

⁡でも今は、そういった直接的なアプローチはしていません。

しばらくは休息期間をとって、ただただ穏やかに落ち着いて過ごすことに取り組みます。

こういうときは色々なことをしようとせずに、⁡どっばどばのアドレナリンを落ち着かせることが、何よりも大切だと思っているから。

分泌されたホルモンは、落ち着くまでに数週間かかるそう。無理に挑戦して、さらに興奮させるのは、望ましくない行動の定着を進めるようなものなのです。

だからしばらくは、これ以上アドレナリンを出さないように。そしてアドレナリンをコントロールする「セロトニン」の分泌を促す暮らしを心がけます。


例えば、

  • 愛犬が興奮するような対象からは距離をとる

  • 冷静さを保てるような安心・安全な場所で過ごさせてあげる

  • 興奮するような遊びはしない

  • たっぷり匂い嗅ぎができる刺激が少ない場所を散策する

  • 日光を浴びながら、のんびりお散歩をする(朝は特にgood)

  • 長く噛んだり舐めたりできるものを与える  etc.

つまり、回避して、ゆっくり休んで、何もしなくていい。そういう時間こそが大切なのです。


ホルモンは、バランスが大切。何かが過剰になると、他のホルモンのバランスも崩れてしまう。

だから、崩れてしまったのなら、そのバランスをしっかり整えてあげる必要があります。

回避することや休むこと、何もしないことに、大切な役割があるんですよねぇ。


これって、人もおんなじ。


なのに、「逃げること」「休むこと」「何もしないこと」を、なんだか悪いことのように感じてしまったりしませんか?

常に何かしていなきゃ、何もしていない自分には価値がない、って。わたしはずっと、そう思ってきました。

けれど本当は、「逃げる」「休む」「何もしない」ことこそが何よりも大切なときがある。そうしている間に、得られているものがたくさんある。

目には見えないから、何もしていない、何も起きていないように見えるけど、体の中ではちゃんと必要なことが起こってるんですよね。


だから、安心して逃げていい。休んでいい。
何もしない時間を大切にしましょ!

怖いのに、つらいのに、その中に無理して飛び込んでいく必要はないよ。まずは頑張ってきた自分を労うのが先。

ちゃーんと休んで、自分を大事にしていれば、「動きたいタイミング」や「挑戦できるタイミング」は、自然とやってくるものだから^^


今回のお話は、わたしもしょっちゅう忘れてしまうこと。だからちゃんとnoteに残しておきます。

自分にやさしく生きていきましょー!

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