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「AI SamuraiCEO」白坂の初心者にもわかる特許講座

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記事一覧

弁理士短答試験開始!条文を読むことの重要性について

新型コロナウイルスの影響もあり、9月20日に弁理士の短答試験が開始されます!私は短答試験を10回落ちました!その中で、どうしたら合格できるのか、やっとわかりました。それは、条文をしっかり読むことです。意外とこれを10年間しっかりやらずに落ち続けました。条文を読む、この意味するところがわかってないと合格が難しいです。受験生のみなさんはまだ間に合います。条文を読み込んだあとに、この動画を見てください! もっとみる

CEO白坂流 今昔特許明細書の書き方―特許請求の範囲の3つの形-

株式会社AI Samuraiの代表取締役社長で、弁理士の白坂です。今日は、特許請求の範囲の3つの書き方について、ご説明します。

特許請求の範囲(クレームともいう)は、「技術的範囲(特許法第70条)」を定める最も重要な部分ですので、審査や審判、訴訟において、大切な特許発明の真意を把握するため、技術的にハッキリさせることと、明確にする必要があります。

そこで、特許請求の範囲は、3つの書き方がありま

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CEO白坂流 IPランドスケープの語源と商標取得について

 大阪大学発ベンチャー企業の株式会社AI SamuraiCEOであり、弁理士の白坂です。

最近、知的財産業界では、IPランドスケープという言葉が流行っています。

 これってなに!?という方もいるかもしれませんが、IP ランドスケープという言葉は、特許庁の知財スキル標準 version2.0(2017 年 4 月公開)において使用され 、ここに、IP ランドスケープの業務内容がどのようなものか記

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CEO白坂流 今昔特許明細書の書き方 -はじめに-

株式会社AI SamuraiのCEOで,弁理士の白坂です。

新型コロナ危機の到来は,大企業から中小企業まで知財戦略をどのように進めていくべきかの大きな変革時期なのではないでしょうか。

中小企業の場合,昨年までの資金調達ブームは陰り,資金調達も困難となることが予想されます。

また,デッドファイナンス(銀行などの借入)ができたとしても借入額に限度がある場合など,弁理士に特許出願書類の作成費用を捻

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CEO白坂流のコロナ時代を生き抜くために考えること!

 株式会社AI Samuraiの代表取締役社長の白坂一です。私は知的財産の専門家である弁理士でありますが、AI Samuraiという人工知能によって特許評価を行う製品の開発会社も経営しております。実は、3年前にnoteの商標取得を担当させて頂き、今回、投稿させていただくことは、感慨深く思っております。

 なぜ、私が、noteを書こうと思ったかというには理由があります。それは、新型コロナウイルス感

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