ずっと、“楽し嬉しこわい”日々
楽し嬉しこわい、って形容詞を作ってほしい。
全部合わせてひとつの言葉にしたら、
それがここ一年の幸せなわたしに、ぴったりな気がする。
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彼と付き合って、あと1ヶ月半で一年が経とうとしている。あっという間だ。
28〜29歳の一年なんて、ほんとうに恐ろしくあっという間だ。
仕事をして、職場も責任のある年次になってきて、恋愛して、旅行して、必死で暮らしていたら、もう過ぎ去っている。
なるべく、良いことも嫌なことも見逃さないように、秒で過ぎ去っていくから、忘れてしまわないように、noteとかを書いて、記憶(記録)している感覚だ。
彼と出会って、一緒には住んでいないから週末だけうちに来ているのだけれど、ほぼ毎週会っている。
別に家も遠いわけじゃないので、平日も会えるけれど、それはわたしの仕事が遅いのと、自分の時間も取りたいので、あまり予定を入れない。
金曜の夜〜日曜、みたいな感じで会うことが多い。
週末、友達との予定が入っていたりすると、
中抜けして、またわたしの家に集合する。
ほんとうに、面倒だなとか、会いたくないな、とか思ったことがないのは、わたしの中でかなり凄いことだ。
人と数日一緒にいると疲れるタイプだから
いつもなら、たまに離れたくなることってあるのだけど、
彼にはそう感じない。
かなり、一緒にいるとき “そのまま” で
いられてるんだと思う。
なんでもない会話が楽しくて愛おしいな、と日々の中で感じる。
それは、ちょっとだけそう思われよう、と思ってしゃべっている自分がいたりするのだけれど、
これだけ居てもそうやって話そう、と思える女の子な自分で居られることを、客観的にみたりして、微笑ましく思う。
ずっと、楽しくて嬉しくてこわい。
ほんとうに、この3つの感情が、ずっとセットで付いてくる。
でも、なんだかんだこの感じは正常な気がする。
わたしの過去の恋愛とか、トラウマとか
そういうのは関係なしに、
「幸せ」って、感じてしまった時から終わりたくないって思うし、終わってしまったらこわい、って思うものじゃない?
もう子供じゃなくて、大人だから。
何にでも、終わりはあると知っている。
それが早いか遅いかはあるけれど。
それは、すぐかもしれないし、死ぬまでずっと続くかもしれないし、わからない。
でも、だから、「楽し嬉しこわい」状態の
ここ一年のわたしは、とても心地よく生きていると言える。
むやみやたらに、怖がって攻撃するわけでもなく、ずっと怖さは持ちながら、でも楽しく嬉しく生きていけているのだから。
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彼が友達とお寿司を食べに行ったと聞くと、
週末一緒にご飯を食べている時、
彼がお寿司屋さんで何を食べたか、ネタあてが始まり、それにアイスを賭けたり (圧倒的にわたしが不利だな)、
ドライブ中、ある言葉を面白く言い合う
と言う、謎のきもい遊びをしたりして、ずっとにこにこしている。(これもわたしが一方的にやらされて彼はニコニコみてるだけ)
2人だけがわかる、お決まりのやりとりや
遊びが増えていくのも楽しい。
普通の日々を、楽しく過ごすコツだと思う。
彼とは、そのコツの感覚が似ているのかもしれない。
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なんでもない愛おしい日々、を過ごす中で改めて思ったのが、
放っておいて、勝手に続いていくものは何もない、と言うこと。
全てのことには終わりがあって、それはいつも予期せぬとき急に訪れる。
人生で大切にしたいことには、
きちんと手をかけて、続けていくための努力や思いやりが必要だし、
いつかの終わりを予期しながら、それまでの日々をやっぱり、楽しく嬉しく怖がりながらも過ごしていきたい。
それが、彼とならずっと出来そうな気がするな、と最近常々思っています。
おわり
(急なおわり。ただ、惚気たかっただけみたいです。オチはありません...)
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