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8/30

5:30起床。

天気は雨。
憂鬱だとふさぎ込むか、爽快だと扉を開けるかは、自分次第。

終えることはできるはずだけど、きっと何も終わることは無い。

ふらっふらしている。ビタミンとか、その他色々と不足しているらしい。栄養剤(ドリンクタイプ)は処方されているものの、あんまりおいしくないので、ちょっとずつしか飲めない。250mlなんて、水とかお茶なら5秒もあれば飲み下すことができるというのに。と、文句をいいつつ、ちびちびとやっている。乾杯とかは、結構です。

パートナーが、少し元気を取り戻せたらしい。まだ疲れている様子はあるものの、心持ちは安定したみたいだ。よかった。本当に……。ああ。僕は、思い当たる。僕も、寂しかったんだな。1人気ままに過ごすのも悪くはなかったけど(そういう日も、僕には必要だけど)、誰かと、それもとびっきり大切な人がそばにいるっていうのは、何よりも気持ちを落ち着かせてくれる。安定。安寧。そのことばは、こういうときのことを指すんだと僕は思ったわけで……いかん、軽く意識が飛びかけた。何せ、昨夜床に就いたのは0時だったのだ。さっさと寝ろって? はい、全く以てその通りです。全く以て、僕は阿呆なのだ。しかし、待てよ。阿呆だったら、人生もう少し気楽に生きていていいはずなんだけど……。訂正します。僕は阿呆だ。ただし、半端な阿呆なのだ。何事においても、半端というのは冷遇される。人生においても、社会においても。……ん? 僕は何の話をしているんだ? ああ、そうだった。パートナーが元気になってよかったよかった、という話だった。どうして、阿呆何ぞに話題が転換してしまったのか。僕の頭は、奇想天外。

雨雨降れ降れとはいうけれど、僕としては多少複雑だ。僕は、雨が好きだ。弱くとも強くとも、地面を打ち付ける音は僕には心地いいし、外がほんの少し薄暗くなるところも好きなのだ。けれど、一般的に雨とは「悪い」天気とされる。現に、この大雨で苦しんでいる人もいる。僕は、他人が嫌うものを好むきらいがあるらしい。僕だって、不幸を降らせられれば憎みもするだろうけど。今のところは、雨のことを愛している。被害を被っていない以上、憎むわけにはいかないのだ。人は、自然に勝てない。勝てないものの中で、人は生活している。何事もない日は、自分達が弱い存在であることを忘れて。忘れるって、よくできてるよな。本当に。

明日には、8月が終わる。夏って、8月のことだろうか。それじゃあ、夏も終わる。というか、終わっている。寒いし。今年も、泣いたり笑ったりの季節だった。グッドラック……と親指を立てるのは、明日まで取っておこう。

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